◎前回の記事はこちら(#36徳島県)
【都道府県の花#36】徳島県の木・花について - アタマの中は花畑
2023年7月より「都道府県の木・花シリーズ」と題して、各都道府県を代表する植物についてご紹介しています。第37回となる今回は、香川県の木と花について取り上げたいと思います。
香川県の木について
香川県の木は「オリーブ」です。ここでは、オリーブの概要についてもご紹介します。
科・属名:モクセイ科オリーブ属
種別:常緑高木
花色:薄黄
花期:5〜6月
原産:西アジア
別名:オリーブノキ、オイレフ、オレフなど
花言葉:平和、知恵など
◎特徴:
西アジア原産の常緑高木で、日本へは江戸時代末期に渡来しました。温暖で降水量がやや少ない気候を好み、食用としての実は主に地中海沿岸で栽培されています。品種にもよりますが自家受粉性は弱く、収量を望む場合は複数品種を混植した方が良いと言われています。
なお食用とする場合、若くて未熟な実をグリーンオリーブ、完熟した黒い実をブラックオリーブと呼び分けます。
香川県の花について
香川県の花は「県の木」と同様にオリーブです。ここまで37都道府県の木や花をご紹介してきましたが、「県の木」と「県の花」が一致するのは広島県(モミジ)に次いで2回目です。
香川県の木・花の由来は?
香川県の木および花としてオリーブが選ばれたのには、以下のような経緯があるようです。
◎オリーブ
・県の花としては、NHK開局記念番組にて昭和29年に発表された。また県の木としては、緑化運動の中で実施された県民公募の結果、昭和41年9月10日に制定された。香川県・小豆島にて日本初のオリーブ栽培に成功し(1910年頃)、以降は香川県の名産として広く栽培されてきたことなどが由来と考えられる。
◎次回の記事はこちら(#38愛媛県)