◎前回の記事はこちら
【息子達と育てるトウモロコシ④】雄花よりも雌花の方が遅く開花するのはなぜ? - アタマの中は花畑
前回の記事から約半月が経過し、ひげ(絹糸)が茶色に変色しました。トウモロコシの場合は絹糸が茶色になったタイミングが収穫の目安と言われているため、いよいよ収穫に踏み切ることにしました。今シーズンは受粉状況にかなり不安があるのですが(※前回記事参照)、果たして息子達が満足する実付きにはなっているでしょうか…?
取り敢えず収穫!
ということで先週末、長男・次男・私の3人でトウモロコシを収穫してみることにしました。全体的に小ぶりな点は気になりますが、まずは長男・次男に収穫したいトウモロコシを1つずつ選んでもらいました。
トウモロコシの収穫は根元から折り取るだけなので、長男(小1)でも簡単に収穫することができました。下の写真は長男が収穫したトウモロコシですが、長男の手と比べてもかなり小ぶりなことがわかります。また次男(年少)には少し難しかったようですが、最終的には私と一緒に1つ収穫しました。
恐る恐る中身を確認…
サイズの時点でかなり出来栄えに不安がありますが、ひとまず周りの葉を向いてみることにしました(※ちなみにトウモロコシを包む皮のような葉のことを包葉(ほうえい)と呼びます)。包葉を剥いていくと絹糸の間から白い実が顔を出し始め、少しほっとした気分になりました。
こうして包葉を全て剥き取ったトウモロコシはこちらです(上:次男が選んだもの、下:長男が選んだもの)。どちらも実付きは5〜7割程度といったところでしょうか。思ったよりは受粉が成功していたと言うべきか、サイズの小ささも含めて失敗してしまったと言うべきか…何とも微妙な出来栄えになりました。
ちなみに息子達が収穫に満足して去ってしまった後、私の方でも2つほど収穫してみました。残ったトウモロコシの中から大きそうなものを選んだつもりだったのですが、先程に比べてかなり実付きが悪かったです。息子達のトウモロコシを見る目は間違っていないのかもしれませんね。
肝心のお味は?
お世辞にも見栄えの良いものではありませんでしたが、味は甘いトウモロコシそのものでした。ただ可食部が少ないため、長男からは「早く食べ終わっちゃった」という率直な意見も。。。
今回の失敗を踏まえてまたリベンジしたいところですが…長男に聞いてみたところ、来年はグラスジェムコーンを育ててみたいのことです。我が家の狭い家庭菜園では一度に複数品種のトウモロコシを育てられないため(※)、食用トウモロコシのリベンジは早くて再来年以降になりそうです。
※異なる品種同士の受粉により味が落ちてしまうケースもあるため、複数品種のトウモロコシを同時に育てる場合は開花・受粉のタイミングを意図的にずらした方が良いのかもしれません。
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