私の住む地域でも今週は真夏のような暑さが続きましたが、そろそろ一段落してくれそうです。家庭菜園で育てているナスに関しても、秋の訪れを感じたのか、再び実をつけ始めました。
無事に収穫できたら焼きナスにして美味しくいただきたいところですが、長男・次男に関してはほとんどナスを食べてくれません。その理由について2人に聞いてみたところ、どうやら味の薄さ(水分量の多さ)が苦手意識に繋がっているようです。ナスと言えば水分量の多い野菜としてもよく知られていますが、全ての野菜の中で最も水分量が多いのもナスだったりするのでしょうか…?
※本記事では「水分量が多い=水分含有率が高い」と定義しています。
最も水分量の多い野菜は?
私達が普段食べている野菜の中で、最も水分量が多い野菜はレタスやキュウリと言われています。その水分量(水分含有率)は何と96%で、ここまで来ると「残りの4%でよく原型を留めていられるよな…」と思ってしまうくらいの割合です。
ちなみに冒頭で取り上げたナスの水分含有率は93%程度と言われています。含有率は品種によっても異なり、水分量が多いことで知られる水ナスであれば95%に達することもあります。どちらもみずみずしいことに変わりはないのですが、レタスやキュウリにはわずかに及ばない結果となりました。
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最も水分量の少ない野菜は?
それでは、最も水分量の少ない野菜は一体何なのでしょうか?乾燥した穀物(稲、麦など)や豆類(大豆、小豆など)はある意味自明なので、ここでは調査対象から除外することとします。
私がざっと調べた限りでは、最も水分量の少ない野菜はニンニクのようです。ただ、そのニンニクですら水分含有率は64%程度であり、50%を下回るような野菜は見つけられませんでした。
ちなみにニンニクは最も糖度の高い野菜としても知られ、本ブログでも以前取り上げたことがあります。したがって、本ブログの中では「糖度の高さ」「水分量の少なさ」の2冠となりました。
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野菜の水分含有率一覧
最後に、野菜の水分含有率を高い方から順に並べてみました。こうして並べてみると、野菜の中でも根菜類や豆類は比較的水分含有率が低いことがわかります(大根やかぶは例外ですが)。
※ここではあくまでも代表的な値として記載しているため、品種や栽培方法によっては若干変動する可能性もあります。
・レタス:96%程度
・キュウリ:96%程度
・もやし:95%程度
・大根:95%程度
・白菜:95%程度
・トマト:94%程度
・ズッキーニ:94%程度
・水菜:94%程度
・かぶ:94%程度
・ナス:93%程度
・ピーマン:92%程度
・パプリカ:92%程度
・キャベツ:92%程度
・カリフラワー:92%程度
・アスパラガス:92%程度
・小松菜:92%程度
・ほうれん草:91%程度
・生姜:91%程度
・玉ねぎ:90%程度
・ブロッコリー:90%程度
・さやえんどう:90%程度
・ニラ:90%程度
・ねぎ:89%程度
・オクラ:89%程度
・ニンジン:87%程度
・かぼちゃ:84%程度
・ごぼう:84%程度
・里芋:84%程度
・ジャガイモ:80%程度
・とうもろこし:75%程度
・枝豆:72%程度
・そら豆:71%程度
・長芋:66%程度
・さつまいも:65%程度
・ニンニク:64%程度