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先日ご紹介したホトトギスと同じ日(家族旅行時)に、こちらの白い花を見かけました。名前の見当がつかなかったため、写真・撮影場所(川沿いの日陰)・撮影時期(10月)の情報とともにChatGPTに聞いてみたところ、すぐに「アケボノソウ(曙草)」という答えが返ってきました。たまに見当違いな回答が返ってくることもありますが、植物の名前を調べる際はChatGPTも活用させてもらっています。
せっかく名前を調べたので、今回はこちらのアケボノゾウについて少しだけご紹介できればと思います。
アケボノソウの概要
科・属名:リンドウ科センブリ属
種別:二年草(越年草)
花色:白
花期:9〜10月
原産:日本、中国、ヒマラヤ
別名:キツネノササゲなど
花言葉:(後述)
◎特徴:
日本、中国、ヒマラヤを原産とする二年草(越年草)で、日本では北海道〜九州地方にかけて分布しています。日陰のやや湿った場所を好み、山野の湿地や沢沿いで見かけることができます。生育環境の変化によって個体数が減少しており、東京都(北多摩、南多摩、西多摩地区)や埼玉県では絶滅危惧種に指定されています。
名前の由来は?
アケボノソウは漢字で「曙草」と記載します。この「曙」は夜明け前を表す言葉で、枕草子の冒頭部分(春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは…)に登場することでも知られています。
アケボノソウに関しても、この「曙」が名前の由来に深く関係しています。アケボノソウと言えば白い花弁(花冠)と斑点模様ですが、花弁の色を夜明け前の空に、斑点模様をその空に残る星に見立てたことからその名が付けられたと言われています。
アケボノソウの花言葉は?
アケボノソウの花言葉は「祝福」と「希望」です。アケボノソウの花は秋の終わりに見られますが…厳しい自然の中で力強く開花する様子が「新しい季節の訪れの祝福」や「未来への希望」を感じさせることから、これらの花言葉が付けられたようです。また清楚で美しい花がポジティブで前向きな感情を連想させることも、花言葉の由来に関係していると言われています。
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