◎昨年の参加報告はこちら(柏の葉 春らんRun マラソン)
【参加報告】第9回 柏の葉 春らんRunマラソン withクールノットに参加してきました! - アタマの中は花畑
この時期の恒例になりつつありますが…今年もまたハーフマラソン参加のため、千葉県立柏の葉公園へやって来ました。ということで今回は「第10回 柏の葉 春らんRunマラソン withクールノット(2025年3月20日)」の参加報告をお送りします。ハーフマラソンへの参加は1年ぶりとなりますが、果たして目標を達成することはできたのでしょうか…?
※本大会の概要については、昨年の参加報告をご参照いただければと思います。
今回の目標タイム
昨シーズンは自己ベストを一切更新できずに終わってしまったため、今回こそは自己ベスト(1時間43分58秒)を更新するつもりで大会に臨みました。 なお、今回私が参加したハーフマラソンに関しては、1時間30分〜2時間までの5分刻みでペースランナーさんが設定されています。そのため、今回は出来る限り1時間40分の集団に付いていく方針としました。この時点でギリギリのレース展開が予想されますが、あわよくば1時間40分を切れないかな…と考えていたりもしました。したがって、本大会の目標タイムは以下の通りとしました。
目標:1時間43分57秒以内(自己ベスト更新)
上位目標:1時間39分59秒以内
なお、上位目標を達成するためには自己ベストを4分ほど更新する必要があります。当然、今まで通りの練習量では達成できるはずもないため、以下の対策を講じた上で大会に臨むことにしました。
①走行距離の上積み
・新年早々の記事でも触れましたが…まずは長い距離への耐性を付けないことには何も始まらないため、走行距離の上積みから取り組むことにしました。ちなみに、直近1年間の月別走行距離は以下の通りでした(※2025年3月に関しては、3月19日(大会前)時点の距離となります)。昨年夏はぎっくり腰の影響でほとんど走り込めませんでしたが、12月以降は70〜80km/月くらいまで積み上げることができました。とはいえ、目標としているレベルの方々に比べるとまだまだ少ないため、まずは月間走行距離100kmを目指したいところです。
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②股関節周りの柔軟性改善
・そして、もう1つ取り組んだのが股関節周りの柔軟性改善です。ランニングの速度は「ピッチ(1分あたりの歩数)×ストライド(歩幅)」によって決まりますが…私自身の場合は股関節周りの柔軟性に乏しく、思うようにストライドが伸ばせずにいました。どうしても窮屈な走りになってしまうため、毎日10〜15分程度のストレッチにより、股関節周りの柔軟性改善に取り組んできたつもりです。ストライドを伸ばすことにより、楽に速く走れるようになると良いのですが。。。
当日のレース概要
ここからは、当日のレース概要を覚えている範囲で振り返ってみたいと思います。
◎レース前
・今回もかなり余裕を持って現地に到着し、チャレンジラン、親子マラソン、ミニマラソン、フルマラソンなどのスタートを見守りつつアップを行いました。スタート30〜40分前には最後の補給を済ませ、1時間40分のペースランナーの方が見える位置に並びました。
・なおシューズに関しては、いつも通りNIKE エア ズーム ペガサスのエクストラワイドシリーズを着用しました。エクストラワイドシリーズは色が黒しかないのですが、普段から4Eサイズの靴を履く私でも窮屈感なく走れる点が大きな長所です。加えてクッション性にも優れているため、ここ数年はこのシリーズを愛用しています。
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◎1〜2周目(スタート〜6km)
・スタート直後に1時間40分の集団に入り、以降は集団中央〜後方で走行しました。集団から離れないことだけを考え、ペースは気にしないよう心掛けたつもりだったのですが…想定より早いペース(4分30秒台/分)になることもあり、少し焦ってしまう場面もありました。正直なところ、あまり気持ちに余裕がない状態でのスタートになってしまいました。
◎3〜4周目(6〜12km)
・集団のスピードにも少しずつ慣れ、気持ちに余裕が生まれてきました。この時は集団の最後尾に付け、ペースは気にせず前に付いていくことだけを意識していました。この頃からペースを上げる方、ペースを下げる方がちらほら現れ始め、集団が少しずつ小さくなっていきました。スタート直後は15〜20人程度の大集団でしたが、4周目終了時点では私を含め10人程度まで減っていました。
◎5〜6周目(12〜18km)
・5周目開始時点の給水に手間取り、1時間40分ペースの集団から少し間を開けられてしまいました。その後時間をかけて追い付きはしたものの、以降は集団から離されかけては追い付き、また離されかけては追い付き…の繰り返しでした。昨年の大会では6周目で集団から離され、単独走になった途端にペースががくんと落ちてしまったため、ここで離されてたまるかと何とか気力だけで付いていきました。
ちなみに、脚の痛み自体は右足の足底くらいで済んでおり、今までの大会に比べると脚の調子は良かったです。ただ脚全体がだるく、なかなか次の一歩が前に出ない状態でした。
◎7周目(18km〜フィニッシュ)
最終周に入った直後(19km地点)までは何とか集団の最後尾に付けていたものの、ここで遂に離されてしまいました。この時点で1時間40分の集団はペースメーカーの方を除いて4人だったのですが、このうち2人が集団の前へ行き、私を含む2人が集団の後ろへ下がった形です。最後の2kmはペースを落としてしまったものの、それでも何とか4km台/kmのペースでまとめ、ペースメーカーの方が見える位置でゴールすることができました。
肝心のタイムは?
今回のタイムは1時間39分15秒(ネットタイム)でした。何と先程触れた自己ベストを4分43秒更新し、上位目標を達成することができました。ハーフマラソン男子の部の順位は179人中39位、ハーフマラソン全体での順位は208人中40位でした。
今回は周回コースだったため、ラップごとのタイムや通過順位も細かく記録いただいていました。さすがに最終周はタイムが大きく落ちただろうな…と思っていましたが、思ったほど落ちた訳でもなかったようです。なおラップごとに順位が変動していますが、これは1時間40分の集団の前方にいたか、後方にいたかの違いだと思われます。
スマートウォッチで振り返る今回のマラソン
ここからは、スマートウォッチ(Garmin Forerunner 255)の記録をもとに今回のレースを振り返ってみたいと思います。
※Forerunner 255はもうほとんど取り扱われていないようなので、次世代モデル(Forerunner 265)のリンクを貼っています。
ガーミン Forerunner 265 Black 【Suica対応】スマートウォッチ 010-02810-40 [0100281040]【返品種別A】
まず走行距離は21.19kmで、100m弱ほどの計測誤差がありました。またスタートライン通過〜ゴールライン通過までのタイムは1時間39分11秒で、こちらに関しては先程の正式タイム(1時間39分15秒)とほぼ同じでした。続いて1kmあたりの平均ペースは4分41秒(12.8km/h)でした。前回の平均ペースは4分56秒(12.2km/h)だったため、1kmあたり15秒ほどタイムを縮められたことになります。
ラップタイムを振り返ってみると、概ね4分30〜40秒台に収まっていました。集団から離されてしまった19km以降に関しても、何とか4分50秒前後で走れていたようです。単独走ではまず維持できなかったペースなので、この辺りはペースメーカーの方様々です。
ちなみに歩幅の平均は1.13mでした。前回は1.06mだったので、股関節周りの柔軟性改善により、少しはストライドを伸ばせたかな?という印象です。なお後半に行くほど余裕が無くなったのか、歩幅も狭まっていたことがわかりました。次回以降は、(精神的に)余裕を持って走ることが課題になりそうです。
おわりに
前回のハーフマラソンから1年空いてしまいましたが、無事自己ベストを更新することができました。上位目標としていた1時間40分切り(※ハーフマラソン界隈ではサブ100とも言うらしい)も達成し、充実した1日になりました。
いつもであればゴール直後はほとんど歩けなくなってしまうのですが、今回は割と余裕があり、翌日も歩いて出社することができました。例年よりも練習(走行距離)を積んでいたことで、脚が長い距離にも順応してきたのかもしれません。なかなか十分な時間が割けない状況ではありますが、これまでの流れを維持できるくらいには練習を続けていくつもりです。