先日、花壇の花を春仕様→夏仕様に変えようと思い近所のホームセンターに立ち寄ったところ、ダリアの種を見つけました。ダリアと言えば球根を購入して育てるイメージがあったのですが…種の状態で見かけるのは(個人的に)新鮮だったため、ついつい購入してしまいました。
ということで、今回から不定期にこのダリアの成長記録をお送りしたいと思います。
※購入した商品ではありますが、種から育てるということで「実生ダリア」と呼ぶことにします。
ダリアの概要
科・属名:キク科ダリア属
種別:多年草
花色:赤、ピンク、橙、黄、白、紫など
花期:6〜11月(品種により異なる)
原産:メキシコ〜グアテマラの高地
別名:テンジクボタン(天竺牡丹)など
花言葉:華麗、優美、気品など
◎特徴:
キク科ダリア属に属する多年草の総称で、日本へは19世紀半ばに渡来しました。(オランダより)インドを経由して日本へ渡来したことや、花の見た目がボタンに似ていることなどから、渡来当初はテンジクボタンと呼ばれていたようです。 初夏〜秋にかけて長く花を咲かせますが、暑さにやや弱いため、夏の間は花数が少なくなることもあります。
品種改良が盛んに行われた植物の1つで、現在では3万種以上の品種が流通しています。花の咲き方だけでも一重咲き(シングル咲き)、ポンポン咲き、デコラティブ咲き、カクタス咲き、ピオニー咲き、オーキッド咲き、アネモネ咲きなどの種類があり、園芸植物としても非常に人気が高いです。
なお、以前の記事で取り上げた皇帝ダリア(キダチダリア)もダリアの一種です。皇帝ダリアは日が短くなることで蕾を生成する性質を持つため、日本で栽培する場合は11〜12月頃に花を咲かせます。
まずは種をまいてみよう
ゴールデンウィークが明けて少し落ち着いたある日、購入した種を早速まいてみることにしました。私の住む地域は黄色エリアに該当しますが、5月であれば日本全国どこでも種まきできるようです。
ダリアの種はこのような見た目をしています。長さは1cm弱程度で、全体的に平べったい印象です。
※この日はやや風が強かったため、屋外での撮影に少し苦労しました。こんなことなら、室内で予め撮影しておけば良かったです。。。
取り出した種は、連結ポットに3〜4粒ずつまいていきます。あとは土を被せ、十分に水を与えれば種まきは完了です。
発芽を確認!
種まきから5日ほど経過したところで発芽を確認することができました。厳密に数えた訳ではありませんが、全体の9割程度が無事に発芽してくれたようです(※ダリアの種をまいたのは手前半分のみで、奥半分は別の植物(キンレンカ)を育てています)。
また発芽した芽をよく観察すると、個体によって茎の色が異なることに気付きました。恐らくですが、茎の色によって花色も変わってくるのではないかと思っています。茎の色にも着目しつつ、引き続き成長を見守っていく予定です。
◎次回の記事はこちら
(気が向いたら更新)