先週は少し長めの夏休みをいただき、家族で長期旅行へ出掛けていました。その間、本ブログに関しては予め作成しておいた記事を自動投稿していたため、本ブログへのログインも全く行っていない状況でした。今週からまた通常通りの生活に戻りましたので、皆さま引き続きよろしくお願いいたします。
さて今回は、家族旅行中に見かけた植物を1つご紹介したいと思います。今回取り上げるのは「ヤエヤマアオキ」と呼ばれる樹木なのですが、この名前だけでピンと来る方はかなり少ないのではないでしょうか。しかしながら…別名で呼んだ途端、きっとピンと来る方がいらっしゃるはずです。

ヤエヤマアオキの概要

科・属名:アカネ科ヤエヤマアオキ属
種別:常緑小高木
花色:白
花期:5〜8月(熱帯地域では通年)
原産:インドネシア
別名:(後述)
花言葉:─
◎特徴:
インドネシア原産の常緑小高木で、日本では南西諸島(八重山諸島を含む)や小笠原諸島に分布しています。葉の形がアオキに似ており、かつ国内では八重山諸島などで見かけることからその名が付けられました。
花期は主に5〜8月頃ですが、熱帯地域では通年開花し、いつでも果実を収穫することができます。熟した果実は白く、大きいものでは直径10cmを超えることもあります。

▲アオキの葉(参考)
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ヤエヤマアオキの別名は?
ヤエヤマアオキは地域によって様々は呼ばれ方をされていますが、日本では「ノニ(noni)」という別称が最も有名です。この時点でピンと来た方もいらっしゃるかと思いますが、健康食品としてもお馴染みのノニジュースはノニ(ヤエヤマアオキ)の果実を原料としています。1990年代後半〜2000年代前半頃を中心にメディアで取り上げられ、日本でも「ノニ」の名で一躍有名になりました。強烈な匂いと独特の風味を併せ持つことから、私のように「ノニジュース=テレビ番組の罰ゲーム」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

ノニにはポリネシア語で「混ぜる」という意味合いがあり、ノニの果実や葉を様々なハーブと混ぜて、人々の健康のために利用していたことが名前の由来だとされています。和名のヤエヤマアオキに関しては学術的に付けられた名称ですが、日本国内では「ノニ」の方が一般化しており、残念ながらこちらはあまり認知されていない印象です。
ヤエヤマアオキの健康効果について
ヤエヤマアオキ(ノニ)は、葉・果実・花・樹皮・茎・根といったあらゆる部分が古くから民間薬として重宝されてきました。特に果実にはポリフェノール・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれ、生活習慣病の予防・改善、免疫力向上、抗酸化作用(老化防止など)、抗炎症作用などに効果を発揮すると言われています。「ノニジュース」が日本で一躍有名になった際
も、このような効果が注目されました。

但し、これらの効果に関してはまだ科学的な検証が十分に行われておらず、ヤエヤマアオキに医薬的な効果があるかどうかは断定されていないようです。そのため、初めて摂取する際は少量から始め、体調の変化を踏まえつつ徐々に摂取量を増やしていくのが良さそうです。