長男の夏休みも終わり、気付けば9月に入っていました。暦の上では秋になりましたが、到底秋とは思えないような暑さが続いています(※数日前くらいから若干マシにはなりましたが)。…ということで、気分的にはまだまだ夏本番なので、今回も夏らしい話題を1つ取り上げたいと思います。

田舎育ちだった私にとって、少年時代の憧れはカブトムシとクワガタムシでした。近くの雑木林で捕まえた個体を自宅で飼っていたこともあり、餌には市販の昆虫ゼリーを与えていたのですが…昆虫ゼリーを切らしてしまった時は実家で育てていたスイカを与えることもありました。その時「カブトムシがお腹を壊すから、スイカは与えない方が良い」とよく言われたのですが、これは本当なのでしょうか…?
スイカの概要

科・属名:ウリ科スイカ属
種別:つる性一年草
花色:黄
花期:5〜6月
収穫期:7〜8月
原産:アフリカ
別名:水瓜(ミズウリ)など
花言葉:どっしりしたもの、かさばるものなど
◎特徴:
アフリカ原産のつる性一年草で、中国の西方(西アジア・中央アジア)から中国へ伝来したことから西瓜(スイカ)と名付けられました。原産地では水分補給にも重宝されていたことなどから、英語ではwatermelonと表記します。
甘味を持つため果物だと思われがちですが、一年草であるため分類上は野菜(または果実的野菜=果物のように扱われる野菜)と定義されています。
◎スイカの概要は下記記事からの引用です
【4歳の息子と育てる西瓜①】鉢植えでスイカを育ててみよう!接木をするのは何のため? - アタマの中は花畑
カブトムシがスイカでお腹を壊すのは本当?
スイカの概要について振り返ったところで、そろそろ本題に入ろうと思います。タイトルの件について早速調べてみたところ、どうやら「カブトムシがスイカを食べてもお腹を壊すことはない」というのが現在では一般的なようです。

それではなぜ「カブトムシとスイカ=お腹を壊す」というイメージが定着してしまったかというと、スイカ自体の水分量が関係しています。概要欄でも触れた通り、スイカは水分補給用としても重宝されるほど多くの水分を含んでいます。(私達人間でも同じことが言えますが)摂取する水分量が多ければその分排泄量も増えますので、「カブトムシの排泄量が増える=下痢をしている?=お腹を壊している?」というイメージに繋がっているのかもしれません。
カブトムシにスイカを与えても問題ないの?
こごまでの内容を踏まえると、スイカを餌として与えること自体は特に問題ない…と考えても良さそうです。しかしながら、スイカが餌として優れているかと言われると、必ずしもそうではないようです。主な理由としては以下が挙げられます。スイカを餌として与える場合は「適度に与える」「傷んだらすぐに取り替える」「飼育ケースを清潔に保つ」ことが重要になりそうですね。

①栄養価が低いため
・スイカは水分量が多く、カブトムシが普段餌にしている樹液に比べると栄養価の面で劣ってしまいます。したがって、スイカばかりを与えているとカブトムシが栄養失調に陥り、結果として寿命を縮めてしまうこともあるようです。自宅で長く飼育したい場合は、スイカだけでなく昆虫ゼリーなども与える必要があります。
②飼育ケース内が汚れやすいため
スイカ自体の水分量が多いことに加え、(スイカを与えることで)カブトムシの排泄量も増えるため、飼育ケース内が水浸しになりやすくなります。水浸しのまま放置すると衛生環境も悪くなりやすく、結果してカブトムシの寿命を縮めることに繋がります。そのため、傷んだスイカや飼育マットはすぐに取り替え、衛生環境を保つ必要があります。
③呼吸困難に陥る可能性があるため
・「スイカでカブトムシが呼吸困難になるの?」と思ってしまいますが、実は密接に関係しています。カブトムシは腹部の側面に並んだ気門(呼吸孔)と呼ばれる器官を通じて呼吸しています。ところが、②の理由によって飼育ケース内が水浸しになってしまった場合、カブトムシの気門にも水分が付着し呼吸困難に陥る可能性があります。したがって、②と同様に衛生環境を保つことが重要です。
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