新年早々に投稿した記事の中で「今まで育てたことのない野菜を育てる」ことを今年の目標に掲げたのですが、現時点ではまだ着手すらできていません。ちなみに私が真っ先に思い付いたのはサツマイモだったのですが、我が家の狭い家庭菜園ではスペース的に難しいと判断し、今年は購入を見送りました。
④今まで育てたことのない野菜を育てる
→家庭菜園を始めたのが2019年なので、今年で8年目になる訳ですが…最近は育てる野菜がマンネリになりつつあります。ということで、今年はこれまで育てたことのない野菜を家庭菜園で育ててみたいと思います。
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仮にサツマイモの苗の購入に踏み切ったとしても、通常は束で売られているため「スペースの都合で全ては植えられず、大半の苗を無駄にしてしまうのでは?」という懸念が生じそうです。同じ「芋」でもジャガイモであれば、種芋が数個単位で売られているため幾分購入しやすいのですが。。。

…と、ここで1つ疑問に思ったのですが、なぜサツマイモの苗はわざわざ種芋から切り離した状態で販売されているのでしょうか?
サツマイモの概要

科・属名:ヒルガオ科サツマイモ属
種別:多年草
花色:ピンク、赤紫
花期:7〜10月
収穫期:9〜11月
原産:熱帯アメリカ
別名:カンショ(甘薯)、カライモ(唐芋)など
花言葉:乙女の純情、幸運など
◎特徴:
熱帯アメリカ原産の多年草で、日本へは17世紀初頭に渡来しました。中国・琉球(現在の沖縄県)を経て薩摩(現在の鹿児島県)に伝わったことから、サツマイモと名付けられました。現在では関東地方以西を中心に栽培されており、鹿児島県・茨城県・千葉県で国内生産量の約7割を占めます。
また夏〜秋にかけて朝顔のような花を咲かせますが、本州以北では栽培環境を合わせることが難しく、滅多に開花しないことでも知られています。
なおサツマイモの収穫期は9〜11月頃ですが、デンプン質が多いため収穫直後はあまり甘味がありません。そのため、店頭に並んでいるサツマイモの多くは追熟(糖化)の過程を経た上で流通しています。
◎サツマイモの概要は下記記事からの引用です
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サツマイモの苗が「根の無い状態」で販売されているのはなぜ?
本記事の冒頭でも触れた通り、ホームセンターや園芸店で販売されているサツマイモの苗は、細長いつる(挿し穂)が束になった状態で販売されていることが多いです。ジャガイモのように「種芋」そのものを販売している訳ではないため、少し不思議に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

サツマイモの苗が根の無い状態で販売されているのは、サツマイモ自身がつるを使って効率良く増やせる植物だからだとされています。ジャガイモと同様、サツマイモも種芋から芽が伸びますが、その芽はやがて長いつるになります。このつるを一定の長さで切り取って「挿し穂」とし、土に挿すことで節の部分から新たな根が生えてきます。私達が食べているサツマイモは根が肥大した部分ですので、例え種芋が無かったとしても、挿し穂さえあれば簡単に栽培できるという訳です。
とはいえ、わざわざつるを切り取って挿し穂を作らなくても、種芋をそのまま植えて育てたって良いような気がしてしまいますよね。(挿し穂を作る段階で種芋から切り離す都合上)新しい根が生えてくるまでは生長がストップしてしまうので、種芋をそのまま植えた方が効率が良いのでは?とも思ってしまいます。

ですが、実は挿し穂を使った栽培方法には大きなメリットがあります。まず、1個の種芋から複数本の挿し穂が採れるため、増殖効率が非常に高い点が挙げられます。また種芋を畑にそのまま植えた場合、種芋が腐敗し病気の原因になるリスクが考えられますが、健全な挿し穂だけを選んで植えることで前述のリスクを抑えやすくなります。さらに、挿し穂は種芋に比べて軽く運びやすいため、流通や販売の面でも扱いやすいという利点があります。
したがって、サツマイモの苗が「根の無い状態」で販売されているのは、サツマイモ特有の増え方を活かした合理的な栽培方法だからだと言えます。

【余談】ジャガイモも挿し穂で栽培できるの?
ここからは余談になりますが、本記事の比較対象として挙げたジャガイモに関しても、サツマイモと同様に挿し穂で栽培できるのでしょうか?ジャガイモの場合は、生長の過程で余分な茎を切り落とす「芽かき」を行うことがあるため、この茎を挿し穂とすることで簡単に増やせそうな気もします。

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ということで調べてみたところ、ジャガイモの茎を切り離して育てること自体は可能だがあまり一般的ではないことが分かりました。まず、ジャガイモは地下茎が肥大してできた塊茎そのものを「種芋」として利用します(※サツマイモは根が肥大したものを種芋とするので、この時点で植物的な性質が異なります)。ジャガイモの種芋には発芽に必要な養分が豊富に蓄えられており、芽が伸びた後もしばらくはその養分を使って成長します。そのため、種芋から茎を切り離して植えた場合は十分な栄養を確保できず、うまく育たないことが多いと言われています。

但し「ジャガイモの茎を切り離して育てること自体は可能」と記載した通り、適切な芽かき・管理を行うことでサツマイモと同様に株を増やすこともできます。私自身はまだ実践したことがないのですが、実際に記事や動画でご紹介されている方もいらっしゃるようですので、興味のある方は併せてご参照いただくと良いかもしれません。