最近は、暇があると毎週のように子供達を公園へ連れて行っています。夏(梅雨、猛暑)になるとなかなか連れて行けないため、行くなら今だ!というモチベーションで遊んでいるのですが…流石に何週も続くと大人の方は疲れてきてしまいますね。。。

さて今回は、先日足を運んだ公園で見かけた樹木を1つご紹介したいと思います。赤い実に惹かれて思わず写真を撮ったのですが、撮影した当時は名前の見当が全くつきませんでした。帰宅後に生成AIを駆使して調べたところ、恐らくですがコウグイスカグラと呼ばれる樹木だったようです。果たして、今回見かけたコウグイスカグラは一体どのような植物なのでしょうか?
コウグイスカグラの概要

科・属名:スイカズラ科スイカズラ属
種別:落葉低木
花色:淡黄色
花期:4〜5月
原産:日本
別名:ヒメヒョウタンボク(姫瓢箪木)など
花言葉:─ (※ウグイスカグラの花言葉は未来を見つめる、明日への希望など)
◎特徴:
日本固有種の落葉低木で、本州〜四国地方の山地に分布しています。小型のウグイスカグラ(スイカズラ科スイカズラ属)であることが名前の由来ですが、瓢箪のような実をつけることからヒメヒョウタンボク(姫瓢箪木)と呼ばれることもあります。
なお「ウグイスカグラ」の由来については諸説あり、代表的な説としては以下が挙げられます。
・ウグイスが鳴く春頃に開花するため
・小枝が細かく、ウグイスが隠れるのに適しているため(ウグイスガクレ→ウグイスカグラ)
・ウグイスがこの木を飛び歩くなう様子が神楽を舞っているように見えるため
コウグイスカグラの実は食べられるの?
コウグイスカグラは4〜5月頃に淡黄色の花を咲かせ、その後5〜7月頃に赤く熟した実をつけます。本記事の冒頭に掲載したコウグイスカグラの写真に関しても、5月中旬に撮影したものになります。とても美味しそうな見た目をしていますが、コウグイスカグラの実は食べることができるのでしょうか?

結論から言ってしまえば、コウグイスカグラの実には甘味があり、食べることができます。ただ、コウグイスカグラ自体があまり知られた植物ではないこともあり、この実を加工した事例(レシピ)は見つけることができませんでした。
となると、基本的には生食で楽しまれていることになりますが…自生している実を採取する際には少し注意が必要です。コウグイスカズラのほか、概要欄でも触れたウグイスカグラの実は食べられますが、見た目がよく似た「赤い実」の中には有毒成分を持つものもあります。そのため、コウグイスカグラ(ウグイスカグラ)かどうかを瞬時に判別できない場合は、むやみに口にするのを避けておいた方が安全です。


▲ウグイスカグラの花と実(参考)
コウグイスカグラは「ベリー」の仲間なのか?
コウグイスカグラの赤い実を眺めていると、何となくですがキイチゴに似ているような気がしてきました。キイチゴのように小型で多肉質・多汁質な果実のことを総称してベリー(Berry)と呼びますが、コウグイスカズラの実もベリーの仲間だと言えるのでしょうか?

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コウグイスカグラの実は、熟すと赤く半透明になり、果肉が柔らかく、かつ水分を多く含みます。また内部には複数の種子が入っているため、植物学上の液果の条件によく当てはまります。そのため、広い意味では「ベリー状の果実」といえる存在です。
一方で「ベリー」の定義についてはやや曖昧で、ぶどうやさくらんぼのように前述の条件を満たすものの、ベリーと呼ばれていない実(植物)も実在します。コウグイスカズラに関しても「●●ベリー」のような別名は持っておらず、ベリーの仲間と言えるかどうかは微妙なところです。したがってコウグイスカズラの実については、植物学的な観点ではベリーに極めて高い性質を持つものの、一般的ではベリーとしてほとんど認知されていない…というのが実態のようです。