アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

自転車で走るならここ!北海道のおすすめルート【道北編】

今週のお題「夏休み」

 

最近の夏休みといえば子供を連れて実家に帰省…というのがほとんどなのですが、少し前までは自転車で長期旅行に出かけていました。

(どちらも違った楽しさがあります)

 

特に、北海道へは計8回行っています。

何度も北海道に行きたくなる訳は、

  • 夏休み時期でも比較的涼しい(特に朝夕)
  • 食べ物が美味しい
  • ツーリング中の方との出会いが楽しい

など色々ありますが、何と言っても道の走りやすさです。信号が少なく、かつ直線道路がとても多いので、開放感を感じつつ走ることができます。通りがかったライダーさん、チャリダーさんに手を振れるのも北海道ならではだと思っています。

 

ということで、これまで自転車で走ってきて特に良かった!と思うルートをいくつかご紹介したいと思います。(※個人の感想です)

 

まずは道北編です。

道央・道南編はこちらから↓

 

 

①日本最北の丘陵地!宗谷丘陵

個人的に一番好きなルートが宗谷丘陵(稚内市)です。宗谷丘陵は、日本最北端・宗谷岬の背後に広がる丘陵地帯です。

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稚内市街から宗谷丘陵に向かう場合は、国道238号線を北上し、途中で↓のような標識があるので右折します。

(宗谷岬に行く場合は、直進した方が近道です)

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「丘陵」という名前の通り、しばらくは上り坂が続きます。それを上りきると…360度の絶景が待っています!

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宗谷丘陵に見られる波打つように起伏するなだらかな斜面は氷河地形と呼ばれるもので、約1万年前の氷河時代に形成されたと言われています。

また、周りを見渡すとたくさんの風車(宗谷岬ウインドファーム)が見えます。風車は全部で57基もあり、圧巻の光景です。

 

宗谷丘陵を抜けて坂を一気に下ると…

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日本最北端・宗谷岬が見えてきます。運が良いと、遠方にサハリン(樺太)を望むことができるそうです(※宗谷岬には5回ほど行きましたが、未だ見えたことはないです。。。)

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夏場に行くと、アルメリア(ハマカンザシ)の花を見ることもできます。

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宗谷丘陵・宗谷岬に立ち寄ったら、是非ラーメンも食べてみてください!個人的には、間宮堂さんの塩ラーメンがおすすめです。私自身、貝類は苦手な部類なのですが、この塩ラーメンに入った帆立はとても美味しいです!

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(半分くらい宗谷岬のレビューになった気がしますが)宗谷岬に行く際は、宗谷丘陵にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

日本海沿いを一気に走り抜ける!オロロンライン

こちらも定番のルートですね。

厳密には小樽市稚内市を結ぶ日本海沿いのルートをオロロンラインと呼びますが(※天売島に生息するウミガラス(オロロン鳥)が由来)、ここでは天塩町稚内市道道106号線を指すことにします。

 

オロロンラインの魅力は、視界を遮るものがない海沿いのルートを走れることだと思います。道道106号線だけでも全長68kmです。

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(※過去4度行ったのですが、全て天候に恵まれなかったのです。。。)

 

道中にはオトンルイ風力発電所や、北緯45度モニュメントなどがあります。一直線なので、まず見落とすことはないと思います。

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↑オトンルイ風力発電所

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↑北緯45度モニュメント

 

北緯45度モニュメントの写真にも写っていますが、海の方に目を向けると利尻島礼文島を見つけることができます。

天塩側から北上する場合、途中で道道254号線に入り、ノシャップ岬に立ち寄るのもおすすめです。他にも、稚内温泉 童夢や、ノシャップ寒流水族館などがあります。

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③知る人ぞ知る直線道路!エサヌカ線

宗谷丘陵、オロロンラインときたら、もう1つおすすめしたいのがエサヌカ線です。

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エサヌカ線は宗谷郡猿払村にある村道で、全長は約16kmです。その魅力は何と言っても圧倒的な直線道路!道中、約4km・約8kmの道路が一直線に続いています。

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道沿いには原生花園や牧草地帯が点在しており、北海道らしい景色を楽しむことができます。

もう1つの見所が撮影者同士の駆け引きです。誰も写っていない直線道路を撮影しようと、道沿いをうろうろする人が続出します(私もその1人でした)。笑

 

こちらの写真も、ライダーさんと道を譲り合いながら撮影したものです。

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④激しいアップダウン!ジェットコースターの路

内陸部に入り、次はジェットコースターの路をご紹介します。

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ジェットコースターの路は、空知郡上富良野町にある全長約4kmの直線道路です。ジェットコースターのような激しいアップダウンがあることからその名が付きました。

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道沿いには畑や牧草地が広がっています。名前こそ「ジェットコースター」ですが、私のような絶叫マシンが苦手な人でも安心して楽しめます。アップダウンが激しいため、自転車で行くと少々シンドいですが…その分下り坂は気分爽快です!

 

入り口には案内看板がありますが、見落としがちなので注意しましょう!

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⑤様々な作物による絶景!パッチワークの路

道北編のラストはパッチワークの路です。

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パッチワークの路(丘)は、美瑛町一帯に広がる丘陵地帯です。様々な農作物がパッチワークのように植えられていることからその名が付きました。

 

丘陵地帯のためアップダウンはそこそこありますが、どこを撮影しても北海道らしい写真が撮れるのでおすすめです。

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なお、パッチワークの路には以下をはじめとする観光スポットがあります。時間があれば、是非立ち寄ってみてください。

など

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おわりに

やや長文になってしまったため、道北編はこの辺りで終わろうと思います。

今回ご紹介した道以外にも、おすすめしたい道はたくさんあります。是非一度北海道へ足を運び、自分なりのベストルートを見つけてみてください!

 

→続き【道央・道南編】