◎前回の記事
春ジャガ(キタアカリ)の芽出し処理を始めて2週間、芽が一回り大きくなった気がします。このくらい芽が出ていれば問題なさそうですので、早速家庭菜園に植え付けることにしました。
種芋の様子
植え付け当日の種芋の様子がこちら。芽出し処理を始めた頃は黒っぽい芽が少し出ている程度でしたが、色のバリエーションが増え、見た目も一回り大きくなったように見えます。
▲一回り大きくなった芽(2月24日撮影)
種芋の計量
調べたところによると、芽の数を調整するため、種芋は40〜50g程度の大きさに切り分けてから植え付けると良いようです。おおよそ50g以下の種芋であればそのまま植えられますが、それ以上の大きさであれば適度な大きさにカットすることが多いようです。
そこで、我が家の種芋も計量してみたところ、大きいものから順に113g、99g、91g、64gでした。
一番大きい種芋は3等分、真ん中の2個は2等分。一番小さい種芋は芽のつき方に偏りがあったため、そのまま植え付けることにしました。
これで種芋が8個になりました。
種芋に草木灰をつけるのは何故?
ここで、今回のタイトルにも書いた草木灰の登場です。そもそも、ジャガイモの種芋に草木灰をつけるのは何故でしょうか?
答えは「細菌の侵入を防ぐため」です。
今回私が行ったように、ジャガイモは適度な大きさにカットしてしてから植え付けることが多いです。この時、カットした面をそのまま土に埋めてしまうと、そこから細菌が入ってしまう恐れがあります。そこで細菌の侵入を防ぐために、カットした面に草木灰を付けてから植え付けるようになったそうです。
(※草木灰には殺菌・防腐効果があります)
※草木灰がない場合は、切り口を2〜3日乾かしてから植え付けることで同様の効果が得られます。
家庭菜園へ植え付け!
草木灰をつけ終わったら、いよいよ植え付けです。植え付けの際は、切り口が下になるようにします(=芽が上になるようにする)。
一列に植え付け、上からマルチを被せればこの日の作業は完了です。中の芽が伸びてきたら、その都度マルチを破っていく予定です。
【余談】忘れていた秋ジャガ
今日は意気揚々と春ジャガの記事を書いていますが、そういえば昨年秋に秋ジャガを植え付けていたような…。
途中で更新が途切れたことからもお察しですが、実は栽培に失敗してしまいました。発芽後の芽かきくらいまでは順調に成長していたのですが…隣に植えていたズッキーニの葉に飲み込まれてしまい、気付いた頃には葉が無くなっていました。。。
そんな秋ジャガを植えていた場所を耕していたところ、土の中からジャガイモらしきものが…!
完全に失敗したかと思いきや、土の中ではちゃんと芋ができていたんですね。ただ、サイズは種芋の時よりもずっと小さかったです。
▲収穫した秋ジャガ(デジマ)。小さいものは、ムカゴくらいの大きさでした。
秋ジャガはこんな結末になってしまいましたが、今度の春ジャガこそは成功させたいものです。