不定期更新の「その他趣味」カテゴリです。
趣味というより私の好みなのですが…小さい頃からカラフルなものがとても好きです(※きっと、花好きもこれに通じていると思われます)。特に、ガラス類の透明感には目がありません。
具体例を挙げると、シーグラス(たまに浜辺に拾いに行くくらい好き)や、
とんぼ玉や、
風鈴などは見ていると落ち着きます。
そんなガラス製品の中で、特に入手しやすいものの一つがビー玉です。最近だと、100円ショップでもかなり取り扱われています。
さて、ようやく今回のタイトルに触れるのですが、このビー玉を少し加工するだけでお洒落な「クラックビー玉」を作ることができます。通常、クラックビー玉はフライパンで作ることが多いのですが、今回はオーブンを使った作り方をご紹介したいと思います。フライパンを傷める心配もないのでおすすめですよ!
クラックビー玉って何?
クラックビー玉とは、意図的にヒビ(クラック)を入れたビー玉のことです。クラックビー玉に光が入射すると、内部のヒビで乱反射し、元々のビー玉にはない独特の輝きを放ちます。
その輝きは宝石に例えられることもあるほどで、最近は手軽に作れるインテリアとしても人気を集めています。実際、私自身も何度か作ったことがあります。
一般的な作り方
クラックビー玉の作り方はとてもシンプルで、ビー玉を熱した後に一気に冷ますだけです。一般的には、以下のような作り方をします。
①フライパンでビー玉を炒る
②氷水で一気に冷ます
③乾かせば完成
フライパンを持っていない場合の作り方は…?
これまで、私も上記のような作り方をしていたのですが、今回は手元に使えそうなフライパンがありません。。。
・料理に使ってるフライパンでビー玉を炒るのはちょっと…。
・クラックビー玉を作るためにフライパンを買おうと思ったけど、フライパンって結構高い!
そんな私のような方におすすめなのがオーブンを活用した方法です。オーブンで作る場合のメリット・デメリットは以下です。
◼︎メリット
・ビー玉を均等に熱することができる
・かき混ぜる必要がないため、ビー玉が傷みにくい
・同じ理由で、オーブンも傷まない
◼︎デメリット
・予熱が必要なため、フライパンよりも所要時間が長い
・オーブンの設定温度が低いと、うまくヒビが入らないことがある
オーブンを活用した作り方
それでは、今回私が実践した作り方をご紹介したいと思います。材料はこちら。
・ビー玉(透明または半透明) 2袋
・ネイルトップコート(透明・速乾性) 1本
・小瓶 1個
全て100円ショップで調達したものなので、総額は税抜400円でした。男2人(私と息子)で買い出しに行ったため、トップコートを探すのにかなり苦労しました。。。
上記の材料と氷(氷水用)を使って、早速クラックビー玉を作っていきます。まずは、オーブンを200〜250℃に予熱しておきます。
▲今回は250℃に設定しました。
予熱が完了したら、クッキングシートを敷いた天板にビー玉を入れ、オーブンに投入します。
200〜250℃で15〜20分程度加熱します。
▲今回は250℃で20分加熱しました。
今度は、加熱している間に氷水をボウル1杯分用意しておきます。このボウルだけでも十分綺麗に見えます。笑
加熱が完了したビー玉がこちら。見た目は全く変わっていませんが、とても熱いため直接手で触れないように気を付けましょう。
さて、ここからが肝心です。
おたまなどでビー玉をすくい、氷水の中にそっと入れると…
ジュッ!という音と同時に、ビー玉の内部にたくさんのヒビが入ります。この時、ビー玉を乱暴に扱うと粉々に砕けてしまうことがあるため、取り扱いはくれぐれも慎重に。
残りのビー玉も、少しずつ氷水に入れていきます。
全てのビー玉を氷水に入れ、十分に冷めたらザルにあげて乾かします。
これでクラックビー玉自体は完成ですが、見栄えを良くしたり、強度を高めたりしたい場合はトップコートを上から塗っておくと良いですよ。
何重にも塗ると一層輝くようですが、とても根気のいる作業です。お時間があればぜひ。
出来栄えチェック!
インテリアとして飾るため、完成したクラックビー玉を小瓶に詰めてみました。
写真の撮り方が悪いのか、これだとクラックビー玉の良さが伝わらないですね。どうしたものか。。。
…ということで、瓶の下からライトをあててみました。
さらに部屋の電気も消してみました。
こうやって見ると、光が乱反射されて綺麗ですね!
あまりヒビが入らなかったビー玉もちらほらありましたが、クラックビー玉作りはひとまず成功ではないでしょうか。
おわりに
今回は、初めてオーブンでクラックビー玉を作ってみました。オーブンさえあれば、あとは手軽に購入できるものばかりですので、機会があればぜひ試してみてはいかがでしょうか?