本ブログに取り上げるのをすっかり失念していたのですが、秋に植え付けたアネモネが少し前から見頃を迎えています。アネモネは小さい頃に育てたことがあり、今でも好きな花の一つです。
そんなアネモネですが、綺麗な花を咲かせるためには寒さを経験させることが肝心なんだとか…?
アネモネの概要
種別:球根植物
花色:赤、紫、白、ピンクなど
花期:3〜5月
原産:地中海
別名:牡丹一華(ボタンイチゲ)、花一華(ハナイチゲ)、紅花翁草(ベニバナオキナグサ)など
花言葉:あなたを愛します、はかない恋など
◎特徴:
地中海原産の球根植物で、ラナンキュラスなどと同じキンポウゲ科に属します。蕾のついた花茎が地中から出てくる性質があるため、初めて育てた時に驚いた方もいたのではないでしょうか?(※私もその一人です)
アネモネの名前の由来
アネモネの名前の由来は、ギリシャ語で「風」を表すanemos(アネモス)です。これは、アネモネが風の強い早春に開花することから来ていると言われています。
蕾から開花まで
先程、アネモネの花茎が地中から直接出てくることをご紹介しました。ここで、我が家のアネモネを例に挙げて、蕾から開花までの様子をお送りします。
※定点観察のつもりで撮影したものではないため、撮影間隔はまちまちです。。。
◎2月14日撮影
◎2月17日撮影
◎2月21日撮影
◎3月1日撮影
◎3月7日撮影
◎3月10日撮影
◎3月11日撮影
◎3月15日撮影
我が家のアネモネ
我が家では一重咲きのアネモネを6株育てています。まだ全ての株が開花した訳ではありませんが、紫・ピンク・白の花が玄関前を彩っています。
◎球根を購入した頃の記事
開花には寒さが肝心!?
アネモネは秋に球根を植え、翌春に開花する植物ですが…開花するためには冬の寒さが肝心なのだそうです。
実は、アネモネには一度寒さを経験させないと蕾を作らない性質があります。目安としては、5℃以下の低温に1か月程度。したがって、室内で花を楽しむ場合であっても、一度は屋外で完了する必要があるということです。
ただ、1点気を付けたいのが「アネモネは寒さにめちゃくちゃ強い訳ではない」という点です。花を咲かせるためには低温を経験させる必要がありますが、霜には弱いため、霜の降りない場所で管理することがおすすめです。
昨日は季節外れの積雪となりましたが、本来は雪も避ける必要があります。我が家のアネモネは思いっきし雪に埋もれていましたが…。