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【虹色スミレ⑤】待ちに待った蕾第一号!でも開花はまだ先の模様。。 - アタマの中は花畑
前回の記事から少し間が開きましたが、昨年秋に種まきした虹色スミレが遂に開花し始めました。株数はかなり少なくなってしまいましたが、花壇の一角を賑わせてくれています。
さて、以前の記事の中で「株によって茎の色が違う=花色も違うのでは?」という仮説を立てていたのですが、実際のところどうだったのか確認してみることにしました。
花色が見えてきました!(3月11日)
前回の記事からおよそ1カ月、蕾が膨らみ花色が見えてきました。(この時点で)花色が見えていたのは2株のみで、片方は赤茶色、もう片方は紫色でした。この段階では通常のパンジー(ビオラ)と大きく変わらない見た目をしていますが、どんな花が咲くのでしょうか…?
開花第1号!(3月13日)
先程の写真から2日経過したところで、最初の花が開花しました。蕾の時と同じ赤茶色で、中央付近には黄色のグラデーションが入っていました。
さらに2日後(3月15日)、今度は紫色の花が開花しました。こちらも「虹色スミレ」の名前に相応しい黄色のグラデーションがかかっていました。
茎の色と花色の関係は?(3月26日)
そして、現在の虹色スミレがこちらです。まだボリュームは少なめですが、それぞれの株に1番花・2番花が咲いている状況です。種から大切に育ててきた甲斐があるというものです。
花だけを並べてみました。現在開花しているのはこちらの4株です。今後さらに花壇を賑わせてくれるはずです。
さて、ここからは茎の色と花色の関係について調べてみることにしましょう。まずはこちらの株からです。茎の色は根元まで緑色ですが…
この株の花色は赤茶色でした。
続いてはこちらの株。こちらも茎の色は根元まで緑色に見えますが…
花色は黄色でした。
そして最後はこちらの株です。これまでの2株とは異なり、根元付近だけ茎が紫色をしています。これは花色も紫系統なのでは…?
その予想通り、この株の花色は紫色でした。我が家の数少ない虹色スミレで検証しただけなので何とも言えないですが、おおよそ以下の関係が成り立っていそうです。
・茎の色が緑色→花色は紫系統以外
・茎の色が紫がかっている→花色は紫系統
以前の記事でも触れたことがあるのですが、茎が紫色の株は遺伝的にアントシアニン(紫色の色素)の含有量が多いのだそうです。そのため、花にもアントシアニンが含まれやすく、紫系統の花が咲きやすいようです。
あまり頻繁な更新ではありませんでしたが、これにて虹色スミレの種まき〜開花までをお送りすることができました。気が向いた時にでも、別途総集編を投稿しようかと考えています。
◎次回の記事はこちら
(総集編を投稿予定)
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