アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【ミニパイン】半年間の観察記録〜蕾から開花・収穫・挿し芽まで〜

半年ほど前の話になるのですが、我が家で栽培しているミニパインに蕾らしきものが付いていることを確認しました。観賞用のため食べることはできないのですが、こうして蕾が付くと何だか嬉しい気分になります。

それから約半年が経過し、収穫したミニパインを使って挿し芽を行いました。今回は蕾を確認してから開花・収穫・挿し芽に至るまでの観察記録をお送りしたいと思います。

 

 

1月18日

蕾が付いているのに気が付いたのは1月18日のことでした。室内で管理していた2株のうち、1株の中心付近が少し赤みを帯びていました。

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1月23日

蕾を確認してわずか5日ほどで茎が伸び始めました。この段階ではまだパイナップルとはほど遠い形をしています。
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1月29日

まだ1月ですが、茎はさらに伸びて5cm以上になりました。
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2月4日

茎の成長はまだまだ止まりません。そして先端部分が赤く色付き始めました。

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2月11日

茎が30cmほどまで伸びたところで成長がストップしました。先端部分はさらに赤くなり、サイズも一回り大きくなった気がします。

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拡大してみると上側は緑色、下側は赤色をしていました。上側がパイナップルの葉、下側がパイナップルの実になると考えると、かなりそれらしい形になっていることがわかります。
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2月18日

この写真ではわかりづらいかもしれませんが、下の方から紫色の花弁が顔を見せ始めました。

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2月28日

下の方から花が咲き始めました。ミニパインの花は紫色で、形は筒状をしています。食用のパイナップルについても、同じく紫色の花を咲かせます。

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3月17日

概ね全ての花が咲き終わりました。実にあたる部分は茶色がかった色に変化し、上側の葉も成長し始めました。

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3月26日

日に日に葉は成長しているのですが、実にあたる部分は茶色に変化してしまいました。実の大きさもほぼ変わっていないことから、この頃は「もしかしたら枯れてしまうのでは?」と半分諦めかけていました。

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4月10日

朝夕の冷え込みがだいぶ和らいだため、この日から屋外へ移動させました。この頃になると実は黄緑色へと変化し、順調に成長していることがわかりました。

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4月28日

このあたりで、実よりも葉のサイズの方が大きくなりました。実の色は変わらず黄緑色でした。

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5月22日

葉がさらに大きくなりました。見た目はすっかりパイナップルです。

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6月17日

実の色が黄色に変化し始めました。そろそろ収穫できそうな気もしますが、もう少し様子を見ることにします。

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6月27日

実や葉の重さに耐えきれなくなったのか、下記の先端部分が傾き始めました。そろそろ限界のような気もするので、このあたりで収穫することにしました。

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株全体の様子はこちらの通りです。「ミニパイン」という名の通り、株全体から見ると実のサイズは控えめです。収穫の際は、実のすぐ下の部分をハサミなどで切り取れば問題ありません。
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収穫した実のサイズは12cmほどでした。我が家で収穫する実としてはかなり大きい方で、場合によってはこの半分以下にしか成長しないこともあります。

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観賞用なので食べることはできないのですが、このまま飾って楽しむことができます。

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7月15日

収穫から半月ほど経過すると、実の色はさらに黄色く変化しました。パイナップルらしい甘い香りも漂ってきましたが、やはり食べることはできません。

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7月19日

一通り観賞を終えたら、最後に葉の部分を挿し芽します。挿し芽の方法はいたって簡単で、まずは葉と実の部分をハサミ等で2つに切り分けます。

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続いて、葉の下側の部分を何枚か剥ぎ取って「クラウン」と呼ばれる状態にします。あとはこのクラウンを培養土等に挿せば挿し芽は完了です。
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こうした我が家のミニパインは次の世代へと引き継がれました。このまま育てれば2〜3年後にはまた花や実を楽しむことができます。
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おわりに

今回は蕾を確認してから約半年間の観察記録をお送りしました。以前の記事でも触れたことがあるのですが、我が家のミニパインは元々高校時代の修学旅行のお土産として購入してきたものです。以降は鑑賞→挿し芽→栽培→収穫→鑑賞→挿し芽…を繰り返しながら、現在に至るまで絶やさず育て続けてきました。ミニパイン栽培歴は10数年といったところですが、このまま老後まで育て続けるのが一つの夢だったりします。

※ミニパインの栽培については以下の記事でも触れています。冬季のみ室内に取り込むようにすれば、本州でも問題なく収穫することができますよ!

 

◎関連記事はこちら

【挿し芽から収穫まで】本州でも育てられる!?ミニパインの育て方 - アタマの中は花畑

 


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