年末年始に帰省した際、新たに2本の果樹の苗を譲り受けました。今日はそのうちの1本であるミラクルフルーツのご紹介です。
なかなか聞き覚えのない果物かもしれませんが、最近では園芸ショップの通販カタログなどでも苗を見かけるようになった気がします。そんな少しずつ浸透しつつある(?)ミラクルフルーツですが、一体何が「ミラクル」なのでしょうか?
ミラクルフルーツの概要
科・属名:アカテツ科フルクリコ属
種別:常緑低木
花色:白
花期:一年中
収穫期:6〜12月頃
原産:西アフリカ
別名:ミラクルベリーなど
花言葉:不思議など
◎特徴:
18世紀にフランス人探検家がこの果樹を発見し、その名を付けたとされています(名前の由来は後述)。「フルーツ」と名が付くものの、果実そのものはほとんど甘みを持ちません。
寒さに弱いため冬場は室内で管理する必要がありますが、温度管理さえ守れば栽培は比較的容易と言われています。生育は緩やかですが、十分暖かい場所であれば一年中開花します。
「ミラクル」と呼ばれるのはなぜ?
ミラクルフルーツが「ミラクル」と呼ばれるのは、他の果物にはないある独特な性質を持つためです。ミラクルフルーツの果実にはミラクリンと呼ばれる成分が含まれており、この成分には酸味や苦味を甘く感じさせる効果があります(※ミラクルフルーツ自体が甘い訳ではありません)。例えば、ミラクルフルーツを食べた後にレモンを口にしても、酸味はほとんど感じずむしろ甘く感じるのだそうです。私自身はまだ体験したことがないのですが、この効果は30〜2時間程度持続するようです。
またミラクリンには食欲を抑制する効果もあるため、ダイエット食品としても注目されています。最近ではより手軽に食べられるよう、フリーズドライ加工された商品も多く流通しています。
我が家のミラクルフルーツ
ここで、我が家にやって来た苗に目を向けてみることにします。元々は私の両親の知り合いが種から育てたものを両親が譲り受けたもので、そのうちの1本を分けてもらいました。
実家には全部で3本の苗があり、そのうち最も小さかった苗がこちらになります。種まきから4年が経過しているそうなのですが、樹高はまだ10cm程度です。
まだまだ小さいものの、先端付近をよく見ると2箇所から新芽らしきものが顔を出していました。しばらくは室内で管理するためあまり動きはないかと思いますが、早速枝分かれしてくれそうでワクワクしています。
◎次回の記事はこちら
(何か動きがあれば更新)
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