今シーズンは、家庭菜園の一角でサニーレタスの苗を育てています。これまではベビーリーフとしてしか育てたことがなかったのですが、今回は初めて大きく成長するまでお世話する予定です。
レタスといえば見た目がキャベツに似ていることから「レタスとキャベツは同じ仲間」だと勘違いしがちなのですが、両者は全く異なる野菜です(レタスはキク科、キャベツはアブラナ科)。そんなレタスですが、実はある野草と同じ仲間なのだとか…。
サニーレタスの概要
科・属名:キク科アキノノゲシ属
種別:一年草
花色:黄
花期:6〜7月
収穫期:通年(路地植えの場合は4〜8月)
原産:地中海沿岸〜西アジア
別名:レッドレタス、アカチリメンチシャなど
花言葉:陽気な心、明るい未来など
◎特徴:
結球しないレタスのうち、葉が赤みがかった品種の総称です。「サニーレタス」という名称は日本で作られた和製英語で、海外ではレッドレタス(red leaf lettuce)などと呼ばれています。日本での名称については「太陽の恵みを受けて葉が赤く色付いた」というイメージをもとに名付けられたそうです。
レタスとアキノノゲシは同じ仲間!?
先程の概要欄をまとめている際にピンと来たのですが、実はレタスはアキノノゲシと同じ「アキノノゲシ属」に属しています。アキノノゲシは8〜11月頃に開花する野草で、花を比べてみるとレタスの花にそっくりなことがわかります。この写真を見れば、レタスがキャベツの仲間ではなく、アキノノゲシの仲間であることが一目瞭然ですね。
▲レタスの花
▲アキノノゲシの花
▲キャベツの花(参考)
我が家のサニーレタス
最後に、我が家のサニーレタスについて少しだけご紹介したいと思います。
我が家にサニーレタスの苗がやって来たのは3月上旬のことでした。家庭菜園のスペースが限られていることから、今回は4株のみ育てることにしました。
購入したその日のうちに家庭菜園へ植え付けたのですが、植え付け直後は外側の葉のみが一部色付いている程度でした。ところがその後はみるみる色付いていき、植え付けから約半月が経過した現在ではほぼ全ての葉が赤みがかっています。
◎3月上旬撮影
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◎3月下旬撮影
株全体のサイズも植え付け時から1〜2回りほど大きく成長しており、この調子でいけば4月中には美味しいサニーレタスが食べられそうです。お世辞にも日当たりの良い家庭菜園ではありませんが、太陽の光を浴びてこの先もすくすく成長して欲しいものです。
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