アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【筏葛】ブーゲンビリアの花色について〜花弁の正体は苞と呼ばれる葉だった!?〜

◎前回の記事はこちら

【プルメリア】日本での栽培可否について〜ハワイ土産のプルメリアは日本へ持ち込めるの?〜 - アタマの中は花畑

 

今回もまた、ハワイ旅行中に見かけた植物についめ懲りずにご紹介したいと思います。第1回がココヤシ、第2回がパンノキ、第3回がプルメリア(ハイビスカス)と来て…その次に挙げたいのはこちらのブーゲンビリアです。

f:id:matundaba79:20230915090346j:image

ブーゲンビリアと言えば、フワフワした見た目の華やかな花が特徴的ですよね。品種数もかなり多いイメージですが…「ブーゲンビリアの花色は?」と聞かれたら、皆さまは何色と答えるでしょうか?

 

 

ブーゲンビリアの概要

f:id:matundaba79:20230915090409j:image

科・属名:オシロイバナ科ブーゲンビリア属

種別:常緑低木

花色:白

花期:4〜5月、10〜11月

原産:中南米

別名:ブーゲンビレア、イカダカズラ(筏葛)、ココエカズラ(九重葛)など

花言葉:情熱、熱心、あなたしか見えないなど

◎特徴:

中南米の熱帯雨林を原産とする常緑低木で、現在では園芸品種も含めて300品種以上が栽培されています。その原種は18世紀頃にブラジルで発見され、発見者のブーガンヴィルに因んでその名前が付けられました。また「魂の花」と呼ばれることもありますが、その由来についてはあまり解明されていないようです(※)。

※人の気持ちも揺さぶり高まらせるような見た目の花の咲かせることや、第二次世界大戦時の鎮魂花として用いられたことなどが有力なようです。

 

ブーゲンビリアの花は何色?

ブーゲンビリアの花と言えば赤紫、赤、橙、黄、白、ピンクなどさまざまな色を想像してしまいますが…実際の花は中央部分のみです。したがって概要欄でも触れたとおり、ブーゲンビリアの厳密な花色は白ということになります。

f:id:matundaba79:20230915090423j:image

では周りの花弁のような部分は何なのか…?と言うと、その正体は苞(または苞葉、総苞片)と呼ばれる葉が変化した器官です。花弁のような苞を持つ植物はブーゲンビリアだけではなく、他にもアジサイ、ハナミズキ、ポインセチア、ドクダミなどが挙げられます。

f:id:matundaba79:20230915213919j:image

▲アジサイ


f:id:matundaba79:20230915213916j:image

▲ハナミズキ


f:id:matundaba79:20230915213913j:image

▲ポインセチア


f:id:matundaba79:20230915213910j:image

▲ドクダミ

 

日本でも育てられるの?

「ハワイ旅行シリーズ」としてこれまで取り上げてきたココヤシ、パンノキ、プルメリア、ハイビスカスと同様、ブーゲンビリアもまた温暖な気候を好む植物です。そんなブーゲンビリアですが、品種や栽培環境に気を付ければ日本での栽培も可能です。

 

ブーゲンビリアの代表的な品種としてグラブナ系やバッティアナ系が挙げられますが、このうちグラブナ系に関しては比較的耐寒性があるとされます。0℃程度までは耐えられるため、霜の降りない地域では地植えでの冬越しも可能と言われています。私も以前伊豆半島を旅行した際、家屋の2階に達するほどの巨木を見つけて驚いたことがあります。これに対してバッティアナ系は室内での冬越しが必要になりますが、グラブナ系に比べて花(苞)の見た目は華やかです。

f:id:matundaba79:20230915221234j:image

▲グラブナ系のブーゲンビリア

 

f:id:matundaba79:20230915221213j:image

▲バッティアナ系のブーゲンビリア

 

◎次回の記事はこちら

【ウベ】紫色のスイーツの正体は?〜紅芋・紫芋との違いについて〜 - アタマの中は花畑


草花の苗/ブーゲンビリア八重咲き:ライトピンク系3号ポット