アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々を綴っています。たまに旅行のことも書いたりします。

ピーマンの苦味を克服する方法10選!実は調理方法と選び方次第!?

子供が苦手な野菜筆頭のピーマン。その苦さから、なかなか克服できない方も多いのではないでしょうか。

実は、選び方と調理方法次第で、ピーマン特有の苦味を和らげることができます。今回は、そんなピーマンの克服方法についてまとめてみました。

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ピーマンはなぜ苦いの?

ピーマンはナス科トウガラシ属の一年草で、トウガラシやシシトウ、パプリカと同じ仲間です。

ピーマンの苦味成分についてはこれまであまり知られていませんでしたが、お茶の水女子大とタキイ種苗の共同研究により、ポリフェノールの一種である「クエルシトリン」が関係していることがわかりました。

クエルシトリンは本来渋みを感じる成分ですが、ピーマン特有の香り成分である「ピラジン」と組み合わさることによって苦みを感じるようになるそうです。

つまり、この2つの成分が含まれているために苦味を感じるということですね。

 

ピーマンの苦味の対処方法10選

苦味を感じる理由から考えると、クエルシトリンとピラジンを何とかすれば苦味を和らげることができそうですね。対処方法は色々ありますが、調理方法や選び方次第で対応できるものが多いです。

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種やワタを取り除く!

香り成分であるピラジンは種やワタに多く含まれています。そのため、種やワタを取り除くことで苦味を感じにくくなります。

種やワタは栄養価が高いため、苦味が好きな方は敢えてそのまま食べても良いかもしれません。

 

縦方向に切る!

ピーマンの細胞は縦長に並んでいます。そのため、細胞の向きと並行に切ることで、傷付ける細胞の数が少なくなり、苦味を感じにくくなります

 

油通ししてから調理する!

苦味の主成分であるクエルシトリンは油に溶けやすい性質があります。そのため、油通ししてから調理することで、苦味を感じにくくすることができます。

 

レンジで加熱してから調理する!

レンジで加熱することにより、クエルシトリンなどの苦味成分を分解することができます。加熱時間は、ピーマン1個あたり15秒程度が目安になるそうです。加熱は、ピーマンをラップなどで包んでから行いましょう。

 

塩を入れた熱湯で湯通ししてから調理する!

レンジの時と同様、加熱によって苦味成分を分解することができます。食感を損なわないよう、熱湯にサッと通す程度が目安です。

 

予め冷凍しておいたものを使う!

調理の前に冷凍しておくことにより、苦味を感じにくくすることができます。冷凍の際は、生のピーマン・加熱済みのピーマンのどちらでも構いませんが、予め加熱しておいた方がより苦味を軽減することができるそうです。

 

乾燥させてから調理する!

調理する前にピーマンを軽く乾燥させておきます。乾燥させることでピラジンを蒸発するため、苦味を感じにくくすることができます

ピーマンを縦半分に切り、わたを取り除いたものを、風通しの良いところで数時間乾燥させればOKです。

 

ヘタが六角形のものを選ぶ!

実は、ピーマンにはヘタが五角形のものと六角形のものがあります。このうち、ヘタが六角形のものは苦味が少ないと言われています。

ヘタの角の数が多い=栄養をたくさんもらって育った傾向があるため、糖度が高く、苦味を感じにくいようです。ヘタが七角形、八角形のものがあるとすれば、更に甘く感じるのでしょうか?

 

苦味が少ない品種を選ぶ!

自宅でピーマンを育てるのであれば、苦味の少ない品種を選んでおくのもおすすめです。タキイ種苗が取り扱っているこどもピーマン(ピー太郎)などが有名です。こどもピーマンは、普通のピーマンに比べてクエルシトリンの含有量が少ないのが特徴です。

 

完熟ピーマンを使う!

ピーマンといえば緑色ですが、完熟すると赤くなるのはご存知でしょうか。完熟させることによってクエルシトリンが減少し、代わりに甘味成分が増加します。

完熟ピーマンはなかなか市場には出回らないので、機会があれば自宅で育ててみてはいかがでしょうか。

 

ピーマンの栄養素について

苦味の主成分であるクエルシトリンのほか、ピーマンには以下の栄養素が豊富に含まれています。苦味が克服できれば、食べて損はない野菜です。

  • β-カロテン:老化防止
  • カリウムむくみ・二日酔い防止
  • ビタミンA:免疫力アップ
  • ビタミンC:美肌効果
  • ビタミンE:老化防止、冷え性改善

また、クエルシトリンには血圧低下、便秘改善などの効果が期待されます。

 

先程も述べたとおり、ピーマンはトウガラシの仲間ですが、辛味の主成分であるカプサイシンは含んでいません。同じ仲間でも、カプサイシンを含んでいるのがトウガラシ、含んでいないのがピーマンです。

 

おわりに

ピーマンの苦味は避けられがちですが、ちょっとした工夫で克服できるかもしれません。ピーマンの美味しい季節ですので、是非試してみてはいかがでしょうか。

我が家でもピーマンを育てていますが、息子にもピーマンが食べられる子に育って欲しいものです。

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