昨日のブログにもちらっと出てきましたが、洗車や花壇の水やりに欠かせないのが散水ホースです。実際、我が家でも散水ホースを購入してから、水やりの効率がグッと上がりました。
散水ホースにはシャワー、ジェット、カクサンなど、先端のアクアガンで水流を切り替える機能が付いているものもあります。でも、実際よく使うのはシャワーばかり…キリに至ってはほとんど使ったことがありません。
水流ごとの特徴・用途を知っておけば、散水ホースをもっと使いこなせるのでは??ということで簡単にまとめてみました。
散水ホースとは?
その名のとおり、洗車やガーデニングなどで水をまくためのホースです。ホースが巻き取れるタイプのものが多く(ホースリールとも呼ばれます)、先端のアクアガンを調整することにより水流を切り替えられるのが特徴です。広範囲に水をまけるため、一家に一台あるととても重宝します。
ホースの長さは短いもので10m、長いもので50mくらいあります。水をまく範囲や用途によって使い分けられますが、15〜20mくらいのものが好まれるようです。
ホースの太さも色々ありますが、より強い水流を求めるのであれば、太めのホースがおすすめです。我が家の散水ホースは細めタイプなので水圧がやや弱いですが、花壇の水やりをするには十分なスペックです。また、ホースか細い分、コンパクトに収まるのも魅力的です。
水流ごとの特徴
ここからは、先端のアクアガンで切り替えられる水流の特徴についてまとめます。我が家ではシャワー、ジェット、カクサン、キリの4種類に切り替えられるものを使用していますが、それぞれの使用頻度は以下のような感じです。
シャワー >> カクサン > ジェット >> キリ
キリはほとんど使用していないです。。。
シャワー
水圧:★★★☆☆
拡散:★★★☆☆
シャワーのように水を噴射する機能です。水圧がそこそこあり、拡散範囲もそれなりに広いため、一番使われるのではないでしょうか。
その万能さから、洗車・ガーデニングなど幅広い場面で使われます。鉢植えの植物など、ピンポイントで水をやる際にも使われます。
ジョーロ
水圧:★★☆☆☆
拡散:★★★☆☆
噴射の形式はシャワーとほぼ同じですが、水圧はシャワーよりやや弱いです。
水圧が弱いことから、茎の折れやすい植物(芽が出たばかりの状態など)や、土が掘り起こされやすい植物の水やりに向いています。
ジェット
水圧:★★★★★
拡散:★☆☆☆☆
ホース内の水を1点に集中させ、勢いのある水を真っ直ぐに噴射する機能です。メーカーによってはストレートとも呼ばれます。
散水ホースで使える機能の中では最も水圧が強く、泥汚れなども水圧で落とすことができます。(※より頑固な汚れに対しては、高圧洗浄機をおすすめします。我が家にも欲しい…)
水圧が強すぎるため、植物の水やりにはあまり向きませんが、遠く離れた場所への水やりには重宝するかもしれません。
カクサン
水圧:★★★★☆
拡散:★★★★★
その名の通り水を拡散させ、広範囲に水をまく機能です。水圧はストレートより弱く、シャワーよりは強い程度です。
水を拡散させるため、鉢植えの水やりにはあまり向きませんが、花壇や家庭菜園に広く水をまく時にはとても重宝します。
キリ
水圧:☆☆☆☆☆
拡散:★★★★☆
霧吹きのように水を噴射する機能です。レバーを握るだけで霧が出続けるため、使いようによっては霧吹きより便利かもしれません。
私はこれまでガーデニングにおいて霧吹きをほとんど使ってきませんでしたが、観葉植物の葉水(葉水)などにとても重宝するそうです。葉水とは、霧吹きなどで葉に水を吹きかける行為のことです。葉水を行うことにより、乾燥防止や病害虫の予防、葉についた汚れの洗浄などに効果があります。
ストップ
水圧:─
拡散:─
その名の通り、水を出さない機能です。アクアガンのレバーを誤って握り、不意に水が出てひまうのを防ぎます。
用途を簡単にまとめると?
ここまでの内容をもとにそれぞれの用途をまとめると以下のようになります。もちろん、今回記載した以外の用途でも広く活用することができると思います。
◎洗車・汚れ落とし
・ジェット:頑固な汚れにも有効
・カクサン:汚れを水圧で落とせるほか、洗い流しにも有効
・シャワー:汚れの洗い流しに有効
・ジェット:遠く離れた場所に水をまく場合に限り有効
・カクサン:花壇や家庭菜園など、広範囲の水やりに有効
・シャワー:花壇などの水やりのほか、鉢植えへの水やりにも有効
・ジョーロ:シャワーに比べて、デリケートな植物の水やりに有効
・キリ:観葉植物などの葉水に有効
◎水を止めておきたい時
・ストップ
おわりに
散水ホースの機能についてまとめてみましたが、キリをあまり使わないのは私がガーデニング初心者だからということがわかりました。。。
これからは、それぞれの機能を見極め、散水ホースをより活用したいと思います。
ちなみに、以下の散水ホースは合計9パターンの機能があるようです。全て使い分けられたらカッコいいだろうなぁ。