先日、実家から赤玉ねぎをたくさん譲ってもらいました。
赤玉ねぎといえば、皮を剥いた時の赤紫色が何ともいえず綺麗で、サラダの具材にするととても映えますよね。その一方で、サラダ以外の調理法が全く思い浮かばないこともあり、私自身滅多に購入しない野菜の一つです。もちろん、我が家の家庭菜園で育てたこともありません。
私にとってはサラダくらいしか使い道が思い浮かばない赤玉ねぎですが、そもそも加熱調理して食べても問題ないのでしょうか?今回は、自身の備忘録を兼ねて、赤玉ねぎの特徴についてまとめてみました。
赤玉ねぎとは?
赤玉ねぎとは、その名の通り皮が赤紫色の玉ねぎのことです。赤紫色になっているのは鱗葉(りんよう)の表面のみで、その他の部分は一般的な玉ねぎと同じ白色です。その見た目から、レッドオニオンや紫玉ねぎとも呼ばれます。
赤紫色の主成分はアントシアニンで、ナスや紫芋、赤キャベツ(紫キャベツ)などに含まれている成分と同じです。
一般的な玉ねぎとの違いは?
一般的な玉ねぎとの違いは主に以下の3点です。
①鱗葉の色が異なる
②水分量が多い
③辛みや臭みが少ない
①は先程まとめたとおりです。②③については、その特徴から生食向きとされています。一般的な玉ねぎでも生食は可能ですが、辛みや臭みが元々多いため、水にさらしてから食べることが多いです。一方で、赤玉ねぎは生のままでも辛みや臭みが少ないため、水にさらさなくても美味しくいただくことができます。
(※辛みや臭みが全く無い…という訳ではないため、苦手な方は水にさらしてから食べた方が良いかもしれません)
加熱調理しても問題ないの?
ここまでの特徴から、赤玉ねぎが生食向きであることはわかりました。では、一般的な玉ねぎと同じように加熱処理しても問題ないのでしょうか?
その答えは「加熱調理しても食べられるが、一般的な玉ねぎの方が美味しい」ということのようです。一般的な玉ねぎは辛みや臭みがと元々多いため生食にはあまり向きませんが、加熱することにより甘みとコクが増します。一方で、赤玉ねぎは水分量が多い反面、その他の成分が少ない性質を持ちます。そのため、加熱しても食べることはできますが、一般的な玉ねぎに比べると甘味やコクが劣ってしまうようです。
色移りはするの?
赤玉ねぎを加熱調理する際に気になるのが、赤紫色の成分(アントシアニン)が他の食材に移ってしまわないか?ということです。実際に加熱調理してみましたが、他の食材への色移りはほとんど見られませんでした。ただ、赤玉ねぎの色自体は少し色あせてしまうようです。
まとめ
今回は、私があまり口にしない赤玉ねぎについてご紹介しました。そんな赤玉ねぎについて、ここまでの内容を簡単にまとめると以下のとおりです。
・赤玉ねぎの色の主成分はアントシアニン
・辛みや臭みが少なく、水分量が多いため生食向き
・加熱調理しても食べられるが、加熱する場合は一般的な玉ねぎの方が美味しい
加熱調理するなら一般的な玉ねぎの方が向いているようですが、私が食べた印象ではあまり遜色ない美味しさでした。サラダに入れることで見た目を色鮮やかにすることもできる赤玉ねぎ、今度機会があれば自宅でも育ててみようと思います。
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