最近変わりばえのしない我が家の花壇ですが、最近になってようやくセンニチコウが開花しました。ダイソーで購入した種から育てたものなのですが、途中の大雨などで大半がやられてしまい、最後まで成長したのはこの1株だけでした。
そんなセンニチコウですが、小さい頃の私は「千日草」「千日坊主」などと呼んでいました。よく似た名前の花に百日草(ジニア)がありますが、こちらは開花時期が長いことからこの名前が付けられたとされています。
▲百日草(ジニア)(参考)
では「千日」の名が付くセンニチコウはもっと長く開花する、ということなのでしょうか?
センニチコウの概要
科・属名:ヒユ科センニチコウ属
種別:一年草
花色:ピンク、赤、白、紫など
花期:5〜11月
原産:熱帯地域
別名:千日草、千日坊主、ゴンフレナ、手毬草など
◎特徴:
熱帯地域原産の一年草です。暑さや乾燥にとても強く、初心者でも育てやすい花と言えます。また名前のとおり開花時期が長く、春に種を蒔けば初夏〜晩秋にかけて長く花が楽しめます。
名前の由来・花言葉
センニチコウ(千日紅)の名前の由来は、開花時期が長く、花色が落ちにくい性質から来ています。花言葉である「色あせぬ愛」「不朽」も同じ性質が由来だとされており、ドライフラワーなどに加工しても長く楽しむことができます。
そもそも何故「千日」?
この花が千日紅や千日草と呼ばれる理由は、「百日紅や百日草よりも開花時期が長いため」だとされています。一年草なので千日咲き続けることはないのですが、それでもセンニチコウの開花時期の長さを物語っています。
ところで、比較対象として取り上げた百日草は冒頭でも触れたジニアのことですが、百日紅とは一体何を指すのでしょうか?
その答えは何とサルスベリです。サルスベリも開花時期が長い(初夏〜秋)ことで知られていますが、漢字で表すと「百日紅」になるとは思いもしませんでした。。。
▲サルスベリの花(参考)
実際に変換してもこの通り、ちゃんと「百日紅」と表示されます。
ブログを更新していると、自身の知識を再確認するだけでなく、今回のように新たな発見ができることも良いですよね。これからも自身の勉強を兼ねて、ブログ更新を続けていきたいと思います。

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