アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【みかん】温室みかんが甘いのはなぜ?

先日、妻が温室みかんを買ってきてくれました。

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露地栽培のみかんももちろん大好きなのですが、温室みかんといえばあの甘さがたまらないですよね。冷蔵庫で冷やしてから食べると、ちょっとした贅沢気分を味わえます。

 

ところで、温室みかんは露地栽培のみかんに比べると甘い(酸味が少ない)気がするのですが私だけでしょうか?今回は、温室みかんの甘さについて取り上げたいと思います。

 

 

温室みかんとは?

温室みかんとは、その名の通り温室で栽培されたみかんのことです。一般的には、温州みかんの極早生種や早生種が使われることが多く、路地植え栽培のみかんと品種が区別されている訳ではありません。生育環境のコントロールにより夏に収穫できる点が特徴で、5〜9月頃に多く出回ります。

 

なぜ温室みかんが栽培されるようになった?

温室みかんが栽培されるようになった背景には、以下のような理由があるとされています。

①みかんの出荷シーズンを延ばすため

②みかんの出荷が秋に集中し、価格が暴落するのを避けるため

 

何にせよ、私のような消費者からしたら、秋だけではなく夏にもみかんが食べられるのはすごくありがたいことです。

 

温室みかんが甘いのはなぜ?

冒頭で触れた「温室みかんは酸味が少なく、甘みが強いんじゃないか?」という私の思い込みですが、調べてみたことろあながち間違っていなかったようです。というのも、温室みかんは「みかんをできるだけ甘くするため、温室による最大限のコントロールが施されている」のだとか。

 

温室みかんが甘くなる1番の理由は水分調整だと言われています。天候に左右される露地栽培に比べて、ハウス栽培は天候(特に雨)に左右されないため、栽培時の水分量を調整することができます。一般的に、水分量を減らして育てた方が果汁が濃縮されるため、甘い実になると言われています。厳密にはもう少し難しいメカニズムがあるようですが「温室みかんは少ない水で育てているため甘くなる」と考えて問題なさそうです。

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加えて、温室みかんは天候の影響を受けにくいため、実が均質になり、傷も付きにくいと言われています。路地栽培に比べて手間がかかっている分、少し高価なのも納得できますね。

 

もちろん、露地栽培のみかんも酸味があって美味しいですよね。何より安く手に入るのが魅力で、冬場には欠かせない果物の一つです。我が家では庭のスペースが限られているためみかんの木は植えられないのですが、機会があればみかん狩りにも行ってみたいものです。

 


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