◎前回の記事はこちら
【グラスジェムコーン⑤】念願の初収穫!自宅で栽培しても「あの色合い」は再現できるのか…? - アタマの中は花畑
前回の記事でグラスジェムコーンの収穫について取り上げましたが、無事残りの株の収穫も全て終えることができました。
▲収穫したグラスジェムコーン(前回記事より引用)
収穫を終えた…ということで、残すは食べてみるのみです。グラスジェムコーンは元々観賞用の品種ですが、ポップコーンに加工して食べた事例を何度か拝見してきました。そこで私も、収穫したグラスジェムコーンを調理してみることにしました。ポップコーンに加工したら、実と同様にカラフルな見映えになるのでしょうか…?
グラスジェムコーンって食べられるの?
グラスジェムコーンシリーズの初回記事でも少し触れたのですが、グラスジェムコーンは食べようと思えば食べることができます。元々はフリントコーン(硬粒種)に属する観賞用の品種ですが、ポップコーン(爆裂種)に近い性質を併せ持つため、調理することもできるのだそうです。ただ、他の方の記事を拝見する限りでは、あまり美味しくないとの噂も…。
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B級品の実を活用!
さて、前回の記事で掲載したグラスジェムコーンはブログでの見映えを気にして見た目の良い実だけを厳選したものであり、実際には見映えの悪い実(以下、B級品と呼びます)もかなりたくさんありました。
▲我が家で収穫したB級品
今回は、観賞用としてもあまり活用できそうにないこちらのB級品を調理してみることにしました。
実の取り外しは意外と簡単!?
グラスジェムコーンは乾燥させるとカチカチに固くなるため、1粒1粒手でバラせるのか少々不安がありました。ですが、いざ試してみると指や爪を立てれば比較的簡単にバラせることがわかりました。やや深爪気味の私でもご覧の通りです。
B級品とはいえ、バラバラにするとこれはこれで綺麗に見えますね。
ポップコーン作りに挑戦!
ここからが本題ですが、バラバラにした実をポップコーンに加工していきます。カラフルな実なので、カラフルなポップコーンになってくれるのでしょうか…?
作り方はとっても簡単。フライパンにグラスジェムコーンの実とバターを入れ、蓋をして焦げ付かないように加熱するだけです。今回はバター味にしましたが、サラダ油やオリーブオイルで炒めるのも可です。
蓋を閉めたら中火で加熱開始。いつ弾けるのか?そもそも弾けてくれるのか…?ドキドキしながらフライパンを振り続けました。
2分ほど経過したところで「ポン!」という音が。撮影のため蓋を開けてみたところ、端の方で1つ弾けていました。思い描いていた色ではありませんでしたが、見た目は紛れもなくポップコーンです。
その後も加熱を続けると、次々と弾け始めました。
ここまでは順調だったのですが、全体の1/4ほど弾けたところで音がピタリと止まってしまいました。その後も焦げ付く直前まで粘ってみたのですが、結局ご覧のような出来栄えになりました。
肝心のお味は…?
弾けなかった実が若干多いですが、お皿に移すとまずまずな出来栄えに見えてきました。色は真っ白で、至って普通のポップコーンになりました。肝心の味は普通のポップコーンと何の遜色もなく、美味しくいただくことができました。2歳の長男も「美味しい!」と太鼓判を押してくれました。
また、残った実は茶色に変色してしまい、グラスジェムコーンらしさは影も形も無くなってしまいました。その後、残った実を茶封筒に入れて電子レンジで加熱してみたのですが、弾けず仕舞いでした。
私の調理が悪かったのか、少し不完全燃焼な終わり方になってしまいましたが…グラスジェムコーンが美味しく食べられることは証明できました。B級品はまだまだ残っているので、次はもっとうまく作れるよう、料理スキルを上げておきたいと思います。
◎次回の記事はこちら
【総集編】グラスジェムコーンの育て方〜種まきから収穫・実食まで〜 - アタマの中は花畑