◎前回の記事はこちら
【グラスジェムコーン④】人工授粉の方法は?〜トウモロコシの収穫量を増やしたい!〜 - アタマの中は花畑
グラスジェムコーンの受粉からおよそ1カ月、いよいよ収穫の時がやって来ました。人工授粉にも挑戦してみましたが、梅雨時の作業だったため…きちんと受粉できているかどうか不安なままこの日を迎えました。
グラスジェムコーンを育てるのは今年が初めてだったのですが、自宅で育てても「あのカラフルな色合い」は再現できるのでしょうか…?今回は収穫の様子とともにお送りしたいと思います。
皮が茶色になったら収穫時!
食用のトウモロコシとは異なり、グラスジェムコーンは実(房)の周りの皮が茶色になった頃が収穫時と言われています。我が家のグラスジェムコーンも、皮が茶色になった房から順に収穫することにしました。
収穫した房がこちら。同じ育て方をしたはずなのですが、房の大きさはまちまちです。
ちなみに…前回の記事で取り上げた「赤いトウモロコシ」はまだ皮が変色していないため、もう少し先の収穫になりそうです。
「あの色合い」は再現できた?
収穫が完了したところで、早速気になるのは中の粒の色合いです。グラスジェムコーンを初めて育てる言わば「グラスジェムコーンビギナー」でも、あの色合いは再現できたのでしょうか…?
竹の子のようなイメージで1枚1枚皮を剥いていきます。しばらく剥いていると、中の粒の形が明らかになってきました。見たところ、粒はそこそこ揃っている模様。取り敢えず、受粉が成功したようで一安心です。
おっ…?(ちょっと感動してる)
いきなりカラフルな粒に出会えました。初めての栽培でも、案外それなりのものが収穫できるのかもしれません。
粒が不揃いだったり、多少小さかったりしますが…個人的にはこの出来栄えでも十分満足です。赤、ピンク、橙、黄、緑、紺、紫、茶、黒、白など…何故1本の植物でこんなに多彩な色が表現できるのか?見れば見るほど不思議になってきます。
収穫したグラスジェムコーン
本日までに収穫したグラスジェムコーンがこちらです。残りの房については妻と交互に剥き、「どんな色が出てくるか?」と運試しのよつなことをしつつ楽しみました。
振り返ってみると、今回蒔いた種はピンクや紫などのパステルカラーが多かった印象です。その影響を受けてか、収穫した房もパステルカラーが多いように見えます。
◎今回蒔いた種はこちら
【グラスジェムコーン①】見た目はまるで宝石!?グラスジェムコーンの栽培に挑戦! - アタマの中は花畑
ですがパステルカラー以外の色も多く含まれており、こうして並べてみると圧巻の色合いです。収穫したグラスジェムコーンは乾燥させた後、家のインテリアとして活用する予定です。
個性豊かな色合い
最後に、今回収穫したグラスジェムコーンの写真を何枚か掲載しておきます。食用のトウモロコシに近い色だったり、パステルカラーだったり、あらゆる色が混ざっていたり…房によって個性があるのもグラスジェムコーンの魅力ですね。
我が家の狭い家庭菜園ではトウモロコシを育てるだけでかなりのスペースを占有してしまうため、毎年育てるのは難しそうです。ですが、今回育ててみてグラスジェムコーンの魅力を再発見できた気がするので、機会があればまた育ててみたいと思います。
※後日追記
「赤いトウモロコシ」の実も後日収穫できたのですが、他の実とあまり変わらない色合いでした。茎の色の実の色は必ずしも一致しないのかもしれません。
◎次回の記事はこちら
【グラスジェムコーン⑥】収穫した実は食べられるのか?〜カラフルポップコーンになるか試してみました〜 - アタマの中は花畑