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【グラスジェムコーン①】見た目はまるで宝石!?グラスジェムコーンの栽培に挑戦!

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以前、国華園さんのカタログに惹かれて3種類の植物を購入しました。1種類目の木頭ゆずについては以前の記事で取り上げましたので…今回は2種類目となる「グラスジェムコーン」についてご紹介します。

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当ブログでも何度か触れましたが、私は「カラフルなもの」に目がありません。そんなカラフル好きな私にとって、グラスジェムコーンの栽培はずっと憧れてきたことの1つです。

 

以前も栽培を試みたことがあるのですが…当時住んでいた物件のバルコニーが狭かったこともあり、なかなか実現できずにいました。そこで今回、万を持してグラスジェムコーンの栽培に挑戦してみることにしました。

(※本記事では、種の取り寄せ〜種まきについて触れています)

 

 

グラスジェムコーンとは?

グラスジェムコーンとは、アメリカの農夫だったカール・バーン氏が長年の品種改良の末に開発したトウモロコシのことです。そのカラフルな見た目から「レインボーコーン」の別名を待ちます。

 

人工着色したトウモロコシだと思われがちですが、遺伝子組み換えもされていない正真正銘の天然色です。一体どうやったらこんな鮮やかな実になるのか…?考えれば考えるほど不思議な植物です。

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グラスジェムコーンは食べられる?

一般的によく知られるトウモロコシはスイートコーン(甘味種)に分類されるのに対し、グラスジェムコーンはフリントコーン(硬粒種)に分類されます。硬粒種と定義されるグラスジェムコーンですが、ポップコーン(爆裂種)に近い性質も持っているようです。

 

私自身は試したことがないのですが、ポップコーンに加工して食べてみた…という記事を何度か拝見したことがあります。カラフルなポップコーンを想像しがちですが、ポップコーンにすると至って普通の見た目(白いポップコーン)になるようです。味は「食べることはできる」くらいらしいので、やはり鑑賞用で楽しむのが良いのかもしれません。

 

種を取り寄せてみました!

国華園さんのカタログに掲載されているのを見つけ、すぐ注文してしまいました。笑

 

しばらくして届いた種がこちら。表面だけを見ると何の種なのかわかりませんが、裏面にはしっかり「グラスジェムコーン」と書かれています。

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早速、開封してみました。通常のトウモロコシであれば赤色の消毒剤でコーティングされていることが多いのですが、グラスジェムコーンの場合は特に何も施されていないようです。

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色は黄・ピンク・青などの淡い色が多かったです。この種から育てた場合、収穫できる実もパステルカラーになるのでしょうか…?

 

なお、袋には「30粒入り」と記載されていたのですが、実際には34粒も入っていました。国華園さん、太っ腹ですね!

 

まずは種まきから

では、取り寄せた34粒の種を苗床にまいていきます。苗床が20箇所しか空いていなかったため、1箇所につき1粒または2粒ずつまくことにしました。

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ここから何粒発芽するでしょうか…?

 

栽培時の注意点

ここで栽培時の注意点について、私の知っている範囲でまとめてみます。

 

①他のトウモロコシを近くに植えない

グラスジェムコーンの栽培において重要となるのが、他の品種との交配を避けることです。他のトウモロコシと交配してしまった場合、正常な実にならない可能性が高くなるため、極力避ける必要があるのだそうです。

 

元々、通常のトウモロコシも栽培する予定だったのですが…今年はグラスジェムコーンを優先することにしました。通常のトウモロコシは来年以降に栽培しようと思います。

 

②できるだけ多くの株を育てる

トウモロコシは、風によって受粉する風媒花(ふうばいか)の性質を持っています。そのため、受粉の可能性を高めるためには、できるだけ多くの株を育てることで「花粉の絶対量」を増やすのがベターだと思っています。

 

少ない株でも受粉がうまくいく場合はあると思うのですが…風に受粉を託そうとすると運任せになってしまうため、可能な範囲で多く栽培したいところです。

トウモロコシの収穫 - アタマの中は花畑

▲私が昨年栽培したトウモロコシに関する記事です。昨年は4株のみ栽培したのですが、受粉率が低かったのか、見た目はあまり良くありませんでした。。。

 

おわりに

グラスジェムコーンはこれまで写真でしか見たことがなかったのですが、実際に栽培しても「あの鮮やかな色」になるのでしょうか…?

今後の展開がとても楽しみです。

 

◎次回の記事はこちら

【グラスジェムコーン②】真っ白な芽が現れた!?〜植物のアルビノは存在するのか…?〜 - アタマの中は花畑

 


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