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【グラスジェムコーン①】見た目はまるで宝石!?グラスジェムコーンの栽培に挑戦! - アタマの中は花畑
先日種をまいたグラスジェムコーンが発芽したため、早速家庭菜園デビューを果たしました。発芽率はかなり良かったのですが、中には見た目が全く異なるものも…?
種まき後の成長
種まきは4月19日だったのですが、それから約1週間で一斉に発芽を始めました。4月29日頃までは1枚目の葉(子葉。通常の植物(双子葉類)でいう「双葉」にあたる葉)が真っ直ぐと伸びていただけだったのですが、その後どんどん葉数が増えてきました。
発芽してからわずか10日ほどですが、見違えるほど成長しています。
◎4月26日撮影
◎4月29日撮影
◎5月2日撮影
◎5月5日撮影
この白い芽の正体は…?
発芽率は90%以上だったのですが、その中で1本だけ様子の異なる芽を見つけました。周りの株より一回り小さく、葉は真っ白です。
◎5月2日撮影
◎5月5日撮影
調べてみたところ、この株は光合成色素(クロロフィル)を生成できない突然変異個体で、動物学でいう「アルビノ」に該当するようです。まさか、こんな希少な個体が我が家にやって来るとは思ってもみませんでした(※以降、この株を「アルビノ個体」と呼ぶことにします)。
植物の「アルビノ」は成長するとどうなる?
残念ながら、植物の「アルビノ」が成長できるのはごく稀なようです。というのも、自身で光合成色素(クロロフィル)を生成できないため、自身の力だけで栄養素をつくり出すこともできません。そのため、種の栄養素を使い切った段階でほとんどの個体が枯れてしまうそうです。
ひとまず家庭菜園デビュー!
アルビノ個体が順調に成長するかは不透明ですが、他の株と一緒に家庭菜園デビューを済ませました。アルビノ個体を含め、全部で32株ありました。種は34粒だったため、改めて発芽率の高さに驚いています。
アルビノ個体ばかりが目立っていますが、その他の株は更に大きく成長しています。よく見ると、株によって根元の色が異なるようです(※例えば下の写真では、左側は根元が赤色、右側は根元が緑色をしています)。収穫時の実の色にも影響するのでしょうか…?
こうして、32株全ての植え付けが完了しました。家庭菜園の余りスペース的な都合上、間隔はやや狭めです。
アルビノ個体も単独で植え付けてみました。成長する可能性は低いとのことですが、どうしても成長を期待してしまいます。
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【グラスジェムコーン③】トウモロコシの収穫量を増やす秘訣は脇芽(分げつ)を取らないこと!? - アタマの中は花畑