皆さまは「秋の到来を感じる花」と言われたら何をイメージされるでしょうか?私が答えるとすれば彼岸花と金木犀の2つなのですが、今回は前者の彼岸花(ヒガンバナ)に関する話題です。
◎彼岸花の概要についてはこちら
彼岸花は不吉な花なのか!?名前の由来や別名について - アタマの中は花畑
彼岸花は花茎の成長がとても早く「先日まで更地だったのに気付いたら彼岸花が咲いていた!」なんてことも珍しくありません。実は我が家の片隅にも彼岸花を植えているのですが、先日花茎が伸び始めていることを確認しました。ということで、今回は彼岸花の蕾が地上に現れてから開花するまでの期間を計測してみることにしました。
- 9月7日(観察1日目)
- 9月8日(観察2日目)
- 9月9日(観察3日目)
- 9月10日(観察4日目)
- 9月11日(観察5日目)
- 9月12日(観察6日目)
- 9月13日(観察7日目)
- 9月14日(観察8日目)
- おわりに
9月7日(観察1日目)
テレワーク時の昼休みに草取りをしてしたところ、彼岸花の蕾らしきものが顔を出し始めていることに気付きました。
蕾は数箇所確認できたのですが、今回は比較的見た目が綺麗そうなこちらの株で開花までの日数を計測してみることにしました。まだ花茎は伸びていませんが、この段階でも赤い花弁を確認することができます。
9月8日(観察2日目)
早くも花茎が伸び始めました。日光を浴びたためか、全体的に色合いが濃くなった気がします。
9月9日(観察3日目)
花茎が倍程度の長さになりました。赤い花弁も少しずつですが顔を出し始めています。
9月10日(観察4日目)
日に日に花茎が伸びてきました。花茎が長くなったため、この日からは花の拡大図も撮影することにしました。
9月11日(観察5日目)
花茎の伸びが少し緩やかになってきた気がします。また、周りの彼岸花達も負けじと花茎を伸ばしてきました。
9月12日(観察6日目)
花茎の長さが隣の株に追い付かれました。花茎の成長は一区切りで、ここからは開花の準備に入るのかもしれません。
9月13日(観察7日目)
重力に負けたのか花茎が傾き始めました。また、花弁の色が徐々に濃くなってきたような気がします。
9月14日(観察8日目)
観察8日目にして遂に開花しました。花が開き始めてから満開になるまでは少し時間がかかるものと思っていましたが、案外パッと咲いてしまうものなんですね。
おわりに
あくまでも我が家の場合ですが、彼岸花は蕾が地上に現れてからおよそ1週間強で開花することがわかりました。とはいえ最初の2〜3日はあまり目立たないため、実際のところはもっと短い期間で開花しているように感じてしまいます。
追伸:
今回観察した彼岸花(の球根)は母から譲ってもらったものなのですが、その際は「ほとんど白い花だと思う」と言われていました。ところが実際に白い花が咲いたのはこの1輪のみで、残りは全て赤い花でした。彼岸花の球根は増えやすいイメージがあるため、数年後にはこの白い花も増えてくれているはずです。
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