◎昨日の記事はこちら
【雑談】キウイやパイナップルを食べると口の中がチクチクするのはなぜ? - アタマの中は花畑
昨日に引き続き、今日もいただきものの果物に関する話題です。今回取り上げるのはこちらのグレープフルーツです。向かって左側は一般的な品種、右側は果肉の赤いルビーグレープフルーツです。
見た目のとおり、グレープフルーツは「柑橘類」の一つなのですが…何故か名前には「グレープ」が付いています。ブドウとは似ても似つかないような気がするのですが、一体なぜこのような名前が付けられたのでしょうか?
グレープフルーツの概要
科・属名:ミカン科ミカン属
種別:常緑高木
花色:白
花期:5〜10月(産地等によって異なる)
収穫期:4〜5月(アメリカ産の場合)
原産:西インド諸島
別名:ポメロ、トローニャ、パンプルムースなど
花言葉:乙女の無邪気など
◎特徴:
西インド諸島原産の常緑高木で、文旦とオレンジが自然交配したものとされています。果肉には甘味や酸味のほか、独特の苦味が含まれています。
日本ではあまり生産されておらず、主にアメリカやアフリカから輸入しています。それぞれ収穫期が異なるため、日本では一年を通して入手することができます。
名前の由来について
今回の本題ですが、なぜグレープフルーツには「グレープ」という名前が付けられているのでしょうか?その理由は色や味ではなく、実の付き方が関係していると言われています。
グレープフルーツには1本の枝にたくさんの実をつける性質があるのですが、この姿がブドウの房に見えることから「ブドウのような見た目の果物=Grapefruit」と名付けられたとされています。また、グレープフルーツの爽やかな香りがブドウに似ているためその名が付けられた、という節もあります。
【余談】グレープフルーツはダイエットに良い?
(前回記事に関連して)グレープフルーツに含まれる成分について調べていたところ、実はダイエットに向いた果物であることがわかりました。グレープフルーツにはダイエットに良いとされる以下の成分が豊富に含まれており、「グレープフルーツダイエット(=食前にグレープフルーツを食べること)」と呼ばれるダイエット法もあるほどです。
◼︎グレープフルーツに含まれる主な成分
◎ナリンギン
→グレープフルーツの苦味成分。食欲を抑える効果があり、少量の食事でも満腹感を得ることができる。このほか、血中の脂肪酸を分解する効果もある。
◎ヌートカトン
→グレープフルーツの香り成分。交感神経を活性化し、脂肪燃焼を促進させる。
◎リモネン
→グレープフルーツの香り成分。脂肪を付きにくくするほか、血流を良くする効果もある。また、リラックス効果があるとも言われる。
◎クエン酸
→グレープフルーツの酸味成分。疲れを取るほか、新陳代謝を促進する効果がある。
◎カリウム
→利尿作用があり、ナトリウム(余計な塩分)の排出やむくみ解消にも効果がある。
◎食物繊維
→整腸作用があり、便秘解消につながる。
※もちろん、やみくもにグレープフルーツをたくさん食べれば良いというものではありません。ダイエットの際は、他の食事の栄養バランス等も考慮しながら組み込むようにしましょう。
グレープフルーツ 苗木 【ルビー】 2年生 接ぎ木大苗 ピンク レッドブラッシュ 苗 常緑 果樹 柑橘 柑橘苗木 果樹苗木