本格的な冬に差し掛かり、店頭でもシクラメンの鉢植えをよく見かけるようになりました。冬の間ずっと花が楽しめるシクラメンは、花が少ないこの時期にとても重宝します。
シクラメンは球根植物のため、管理次第では毎年冬に花を咲かせてくれます(※我が家でも長年育てていましたが、8年目に突入した今春に枯らしてしまいました…)。ただ実際に育ててみて感じたのですが、自宅で育てると花が広がって咲いてしまうんですよね。それに対して、販売されているシクラメンは花が中央に集まって開花しており、見栄えもとても良いのが特徴です。実はこの違いについては、栽培中のあるひと手間が関わっているのだそうです。
▲販売されているシクラメン
▲我が家で育てていたシクラメン
シクラメンの概要
科・属名:サクラソウ科シクラメン属
種別:多年草(球根植物)
花色:赤、桃、白、紫など
花期:10〜3月
原産:地中海地方
別名:篝火花(カガリビバナ)、豚の饅頭(ブタノマンジュウ)など
花言葉:憧れ、内気、はにかみなど
◎特徴:
シクラメンとは、サクラソウ科シクラメン属に属する球根植物の総称です。原産地である地中海地方では、雨季である冬に花を咲かせ、乾季である夏に休眠します。そのため、日本でも冬の花として親しまれています。
耐寒性があまりないため室内で花を楽しむことが多いですが、最近では地植え用のガーデンシクラメンも出回っています。
◎シクラメンの概要は下記記事からの引用です
シクラメンは管理次第で何年も楽しめる!夏越しの方法について - アタマの中は花畑
シクラメンの葉組みについて
冒頭で取り上げた「あるひと手間」というのが葉組みです。葉組みとは、その名のとおりシクラメンの葉の位置を組み替える管理方法のことを指します。販売されているシクラメンの花が中央に集まり、周りの葉がドーム状に整列しているのはこの葉組みによるものです。
葉組みにはシクラメンの花や葉の見栄えを良くするだけではなく、以下のような効果もあります。
・株全体の風通しを良くして、カビや病気の発生を防ぐ効果
・球根に日光を当て、新しく伸びた花芽を丈夫に育てる効果
葉組みの方法とは?
私達が見栄えの良いシクラメンを楽しめるのは、生産者さまの手入れのおかげであることに他ありません。しかしながら、購入から時間が経過するほど花や葉の位置は乱れ、(冒頭に掲載した)我が家のシクラメンのような状態となってしまいます。
一見難しそうに感じる葉組みですが、実は自宅でも行うことができるのだそうです。生産者さまには及ばないかもしれませんが、以下のような方法で花や葉を組み替えると良いようです。この際、茎同士が絡まらないよう1本1本かき分けながら行う必要があります。
①花芽を全て中央に寄せる
②新しく伸びた葉を一番外側へ移動させる
③中央に残った古い葉を②よりもさらに外側へ移動させる
①〜③を順に行うことで、内側から花芽・小さな新しい葉・大きな古い葉の順に並びます。このひと手間により、株全体のバランスや見栄えは格段に良くなります。
なお、葉組みを行う時期に制約はないため、株全体のバランスが崩れたと感じた時に適宜行うことになります。葉組みの頻度を減らしたい場合は、針金などで輪(リング)を作り、葉組み完了後の葉を上から押さえる(固定する)と良いようです。
送料無料 大栄花園 ブルーシクラメン 5号鉢 バスケット付 新品種 冬化粧 青天 ※寒冷地は不可 お歳暮 花 シクラメン 鉢 花鉢 お歳暮ギフト 鉢花 ギフト 冬 鉢植え 花 クリスマス 誕生日 プレゼント 女性 母 記念日 開店祝い お祝い お花【11/27〜12/25まで】