アタマの中は花畑

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【都道府県の花#01】北海道の木・花について

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【延長戦・進捗報告⑤】全ての頭文字の花を1年間で撮影できるのか? - アタマの中は花畑

 

昨年1月〜今年春頃まで「全ての頭文字の花の写真を撮影することはできるのか?」という長期企画を敢行していたのですが、その最終回となる記事の中で以下のように締め括っていました。

本企画は今回で最終回となりますが、近いうちに次の「シリーズもの」を開始する予定です。ただ現在は帰省中(※田植え手伝いのため)なので、もう少し落ち着いた頃に改めてお知らせできればと思っています。

 

ここ最近は他に取り上げたいことがいくつもあったのですが、そろそろネタが尽きてきたので上記の「シリーズもの」をスタートさせる運びとなりました。ということで、今回から都道府県の木・都道府県の花について不定期にご紹介していきたいと思います。記念すべき第1回は「北海道の木と花」です。

 

 

北海道の木について

北海道の木は「エゾマツ」です。ここでは、エゾマツの概要についてもご紹介します(※下記写真はアカエゾマツの花です)。

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科・属名:マツ科トウヒ属

種別:常緑高木

花色:─(花弁なし)

花期:5〜6月

原産:アジア大陸北東部

別名:クロエゾマツなど

花言葉:勇敢、向上心、不老長寿、永遠の若さなど

◎特徴:

アジア大陸北東部を原産とする常緑高木で、日本のほかシベリア大陸や朝鮮半島などにも分布しています。その名の通り、日本では主に北海道に分布していますが、本州の山地でも一部見かけることができます。

一般的にはクロエゾマツのことを指すことが多いですが、近縁種のアカエゾマツも含めて「エゾマツ」と総称することがあります。両者は葉の長さ(アカエゾマツの方が短い)や樹皮(アカエゾマツの方が赤みを帯びており剥がれやすい)で区別できますが、見分けはかなり難しいと言われています。

 

北海道の花について

続いて、北海道の花は「ハマナス」です。こちらも、ハマナスの概要についてご紹介します。

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科・属名:バラ科バラ属

種別:落葉低木

花色:赤紫

花期:5〜8月

原産:東アジア

別名:ハマナシ(浜梨)など

花言葉:照り映える容色、悲しくそして美しい、見栄えの良さなど

◎特徴:

日本を含む東アジア原産の落葉低木で、日本では北海道〜東北地方の沿岸部を中心に自生しています。高温多湿な環境はやや苦手ですが、内陸部やもう少し南の地域でも栽培すること自体は可能です。

日本を代表する野バラで、海外では「Japanese Rose(日本のバラ)」と呼ばれることもあります。8〜9月頃に収穫できる実は生食のほか、ジャムなどの原料としても用いられています。

 

北海道の木・花の由来は?

北海道の木としてエゾマツ、北海道の花としてハマナスが選ばれたのには、それぞれ以下のような経緯があるようです。

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◎エゾマツ

・北海道民の投票により、昭和41年9月30日に制定された。北海道で多く見られる針葉樹であることや、大きく成長した姿が北海道を連想させることなどが由来。厳密には、クロエゾマツとアカエゾマツの2種類が北海道の木に指定されている。

 

◎ハマナス

・北海道政110年を記念して実際した一般公募により、昭和53年7月26日に制定された。純朴、野生的で力強い、花の色が鮮明で葉も美しい、生命力が強く育てやすいなどの意見が集まり、北海道のシンボルとして相応しいと判断されたことが由来。

 

◎次回の記事はこちら(#02青森県)

【都道府県の花#02】青森県の木・花について - アタマの中は花畑


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