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【息子達と育てるスイカ2023②】雌花に比べて雄花ばかりが先に開花するのはなぜ? - アタマの中は花畑
前回の記事を投稿した直後、我が家で育てているスイカ(黄色の小玉スイカ)でも雌花が咲き始めました。雄花も含めると、現在では常時20輪ほどの花が咲いている状態です。
そんな中、雌花の一部は受粉に成功して実が膨らみ始めました。この時期、スイカの実の下に稲藁を敷いたりすることがあるようですが、一体どのような意味があるのでしょうか。
現在のスイカ
まずは、現在のスイカの様子からお送りします。最初の実に気付いたのは7月5日のことでした。咲き終わった雌花を観察してみたところ、毎日一回りずつ実が肥大化していました。昨日(7月10日)時点で実の大きさを測ってみたところ、直径は約6cmでした。
◎7月5日撮影
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◎7月10日撮影
続いて、7月7日には2個目の実が付いていることに気付きました。こちらも3日後(7月10日)には直径4cmほどに成長していました。
◎7月7日撮影
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◎7月10日撮影
スイカの下に稲藁を敷くのはなぜ?
スイカの栽培にあたり、つるや実の下に稲藁を敷いて管理することがあります。先程の写真の時点ではまだ何も敷いていませんでしたが、この稲藁には一体どのような意味があるのでしょうか。
調べてみたところ、スイカの下に敷く稲藁には以下のような目的があることがわかりました。過酷な環境下で育てることが多いスイカにとって、稲藁がもたらす効果はそれなりに大きいと言えそうです。
①実の腐敗を防ぐため
・スイカを地這いで育てる場合、高温多湿な夏は特に実の下側が蒸れやすくなります。この状態が長く続くと実が腐敗してしまうため、下に稲藁を敷くことで通気性を確保しています。
②病気を防ぎ、成長を促進するため
・(予めマルチを敷いていれば心配要らないのかもしれませんが)我が家のように何も敷かずに育てている場合、降雨時の泥はねによってつるや実に泥が付着することがあります。この付着した泥が病気や生育不良の要因となり得るため、下に稲藁を敷くことで泥はねを防いでいます。
なお本記事では「稲藁」と記載していますが…上記の目的を満たせるのであれば、その辺の雑草で代用しても問題ないようです。またスイカ向けのマットも販売されているため、心配であればこちらを活用してみても良いかもしれません。
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我が家でも試してみました!
あいにく我が家には稲藁がなく、近所のホームセンターではスイカ用のマットを取り扱っていませんでした。そこで、先日撤収したばかりの水仙の葉を活用してみることにしました。
ここ最近の暑さで葉がカリカリに乾いていたこともあり、敷いた時の感触は稲藁に近い印象でした。あとはこの先、
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