アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【息子達と育てるスイカ2023②】雌花に比べて雄花ばかりが先に開花するのはなぜ?

◎前回の記事はこちら

【息子達と育てるスイカ2023①】今年は地植えで挑戦!昨年より大きなスイカは収穫できるのか? - アタマの中は花畑

 

今回は久々に家庭菜園の様子をお送りしたいと思います。ネットに絡ませながら育てているキュウリとゴーヤは順調で、キュウリに関しては間もなく「初物」が収穫できそうです。どちらも1株ずつしか植えていませんが、家族4人を満足させられる分くらいは実って欲しいものです。

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そして、このキュウリ・ゴーヤの下に這わせているのが息子達と植えたスイカ(黄色の小玉スイカ)てます。植え付けから1カ月半ほど経過しましたが、果たしてどのくらいまで成長しているでしょうか。

 

 

現在のスイカ

現在のスイカがこちらです。植え付け直後はほとんど変化がなかったのですが、6月に入った頃からようやくつるが伸び始めました。我が家の家庭菜園の場合はどうしてもスペースが限られるため、つるの方向を適宜変えながら管理しているつもりです。
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現在のつるの本数は4本で、最も長いものは1.5mほどまで成長していました。(日当たりに恵まれないこともあり)お世辞にも生育が良いとは言えないのですが、昨シーズンの鉢植えに比べたら「まだマシかな?」といった印象です。
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開花しているのは雄花ばかり!?

伸びたつるをよく観察してみると、あちこちで黄色い花が咲いていました。スイカの場合は同じ株の中で雌花と雄花が別々に咲く「雌雄異花(しゆういか)」の性質を持っているのですが、この日見つかったのは花の下に子房(=後に実となる部分)が付いていない雄花でした。花自体はもう少し前から咲き始めているものの、今のところ雌花らしき花は見つけられていません。
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雄花ばかりが先に開花するのはなぜ?

スイカをはじめとした雌雄異花の性質を持つ植物の場合、(当然ですが)受粉のためには雌花と雄花の両方が必要です。それであれば同じタイミングで開花すれば良いと思うのですが、実際には雄花ばかりが先に開花しているような気がします。我が家のスイカにも当てはまりますが、なぜ雌花よりも先に雄花が咲き始めるのでしょうか?

 

調べてみたところ、雌花よりも先に雄花が咲き始める理由としては主に以下の2点があるようです。

①受粉の機会を少しでも増やすため

スイカの花の寿命は雌花と雄花で異なり、一般的には雌花の方が短いとされています。雌花の生殖能力は開花後すぐに落ちてしまうため、雌花がいつ咲いても確実に受粉できるよう、雄花は常に開いてスタンバイしています。せっかく雌花が咲いたとしても、肝心の雄花が咲いていなければ受粉できなくなってしまいますしね。

 

②自家受粉を避けるため

スイカは元々自家結実性を持つ植物ですが、異なる株の花同士を受粉させた方が成功する可能性は高まると言われています。自身の株でまだ雌花が咲いていなかったとしても、他の株では既に開花している場合もあります。そのため、自家受粉を避ける目的で雄花だけを先に開花させている…という説もあります。

◎自家結実性についてはこちら

果樹に実がならないのは何故?自家結実性のない品種の特徴と注意点 - アタマの中は花畑

 

我が家では1株しかスイカを育てておらず、自家受粉せざるを得ないのですが…家族で楽しめれば良いので1〜2個収穫できれば御の字です。もう少ししたら雌花も咲くはずなので、私も人工受粉を行いつつ成長をサポートしたいと思います。
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(何か動きがあれば更新)

 


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