11月に入り、玄関前に植えたオリーブの実が日に日に色付いてきました。以下に昨日と今日の写真を貼りましたが、わずか1日でもかなり色付いていることがわかります。
▲11月12日撮影
▲11月13日撮影
我が家ではオリーブの木を1本だけ植えているのですが、品種によっては1本だけでは実がならないと言われています。そのため「自家結実性」のある品種を事前に調べ、庭に植えてもらいました。
人工受粉っぽいことも試した結果、今年は10個ほどの実が収穫できそうです。
オリーブと同様、フェイジョアも自家結実性のある品種を1本植えています。こちらも人工受粉を試してみたのですが、今年は収穫ゼロの見込みです。。。
限られたスペースに果樹を植える際に重要となる自家結実性。今回は果樹の自家結実性について簡単にご紹介します。
自家結実性とは?
自家結実性とは、他の木に頼らず、自身の花粉だけで実をつけることができる性質を指します。この性質がある品種を「自家結実性がある」と言います。
逆に、1本の木だけでは実をつけることができない品種は「自家結実性がない」ことになります。
自家結実性のある品種
自家結実性のある品種は、みかん、ぶどう、イチジク、桃、柿、ザクロ、ビワ、パパイヤ、グアバなど多数あります。一部例外もありますが、基本的には1本の木のみで実をつけることができます。
自家結実性のない品種
自家結実性のない品種としては、栗、ヤマモモ、梨、キウイなどが挙げられます。キウイにの木には雄雌があるため、雄の木・雌の木をそれぞれ植える必要があります。
▲キウイの花
以下については、自家結実性のない品種が多いものの、中には自家結実性がある品種もあります。自宅に植える際は、自家結実性の有無も確認しておいた方が良さそうですね。
オリーブ、フェイジョア、ブルーベリー、さくらんぼ、梅、りんご、すももなど
自家結実性のない品種を植える際の注意点
自家結実性がない品種を植える場合、以下の点に注意する必要があります。
・近くに他品種の木を植える
・他品種の木を植える場合、開花時期が同じ品種を選ぶ
一般的に、同じ品種の木を複数植えても収穫は見込めないと言われています。収穫量を見込んで木を複数植える場合は、異なる品種を選ぶようにしましょう。ブルーベリーの場合、ハイブッシュ系同士、ラビットアイ系同士を植えると収穫量が多くなるようです。
▲ブルーベリー
おわりに
我が家のようにスペースが限られており木を複数植えられない!という場合は、自家結実性のある品種を1本だけ植えた方が良いかもしれません。但し、自家結実性がある品種といっても、複数の品種を同時に植えた方が収穫量は増えるのだそう。
我が家は1本ずつしか植えていませんが、オリーブもフェイジョアも、たくさん収穫できるようにしたいものです。