◎前回の記事
前回の記事の中で、スーパーで購入したパパイヤの実を食べてみたことに触れましたが…果肉に苦味があるとは思いもしませんてました。もちろん完食はしたのですが、正直なところ食べるのを躊躇してしまうくらいの苦さでした。。。
そもそも、パパイヤの果肉ってこんなに苦かったでしたっけ?苦味のあるパパイヤを育てるのはあまり気乗りがしないため、まずは苦味の理由について調べてみることにしました。
パパイヤの苦味成分は?
パパイヤが持つ苦味成分は、パパインやポリフェノールといった酵素が要因です。これらの酵素は未熟なパパイヤに多く含まれており、皮の近くの方が含有量が多くなるようです。
つまり「①未熟なパパイヤと②皮に近い部分は苦い」ということです。
今回購入したパパイヤは…
こちらが、今回購入したパパイヤです(前回の記事より引用)。
中央に食べ頃を示すシールが貼ってあったのですが、購入した時点で既に食べ頃を迎えていました。中の果肉も黄色味を帯びており、とても苦味があるようには見えません。
となると、次に疑うべきは「皮に近い部分を食べてしまったこと」です。今回パパイヤの皮を剥いたのは私ですが、お世辞にも皮剥きが得意とは言えません。。。
確かに、実の中央の方が甘みは強かったですが…皮の剥き方が薄いことだけが理由ではなさそうです。
今回苦味を感じたのはなぜ?
さて、ここからが本題です。あくまで推測ですが、今回苦味を感じた理由は原産地と収穫時の状態にあると考えています。
今回購入したパパイヤはフィリピン産だったのですが、海外産のパパイヤは未熟な状態で収穫されることが多いです。つまり、まだ苦味がある状態で収穫されていることになります。
実に含まれる苦味は熟すことで薄れるのですが、収穫時の状態次第では、追熟だけでは消滅しないこともあるようです。したがって、今回私が食べたような「見た目は熟しているように見えても、食べたらすごく苦いパパイヤ」が店頭に並んでいる可能性があります。
甘いパパイヤを食べるためには…?
店頭に並んだ海外産のパパイヤには当たり外れがありそうです。では、甘いパパイヤを食べるにはどうしたら良いのでしょうか?
極論ですが「国産の完熟パパイヤ」を食べることができれば、それはすごく甘いのではないでしょうか??
つまり、自宅で育てるしかない!!
ということで、実生パパイヤへのモチベーションが上がる結果となりました。今のところ目立った変化はないですが、早く発芽しないかなぁ。
◎次回の記事
(無事発芽したら更新)