先日、ホームセンターで久々に花の苗を購入してきました。それがこちらのポピーです。
本当は来季から種で育てようと思っていたのですが…ホームセンターの中でも一段と際立っていたビタミンカラーに惚れ込み、ついつい購入してしまいました。
ポピーの概要
科・属名:ケシ科ケシ属
種別:一年草
花色:橙、黄、白、ピンクなど
花期:3〜5月
原産:ヨーロッパ、アジア、北アメリカ
別名:虞美人草、コクリコ、アマポーラなど
花言葉:いたわり、思いやり、恋の予感など
◎特徴:
ケシ科に属する植物の総称で、園芸品種としてはアイスランドポピー、カリフォルニアポピー、ヒナゲシなどが有名です。また、野生化しているものだとナガミヒナゲシをよく見かけます。
ケシ科の植物の中には麻薬(アヘン)の材料になる品種(ハカマオニゲシやアツミゲシ)もあるため、栽培する際は店で売られているものを購入した方が無難かもしれません。
▲ヒナゲシ
ビタミンカラーって何?
タイトルにも使用したビタミンカラーですが、柑橘系の果物によくある橙・黄・緑などの色のことを指します。ビタミンカラーには気分を明るくし元気を与える効果があるとのことで、まさにポピーの花にぴったりです。
我が家のポピー
今回購入したのは、先程ご紹介した品種にもあったアイスランドポピーです。私にとっては、ポピーと言えばアイスランドポピーのイメージが強いです。
株元はこんな感じです。この後もたくさん花を咲かせてもらうため、株元がしっかりしたものを選んだつもりです。花色は橙・黄を1株ずつ。物寂しい我が家の花壇に活力を与えるため、ビタミンカラーを選択しました。
早速庭に植え付けてみました。
まだまだ空きスペースが多い我が家の花壇。これで少しは華やかになったでしょうか…??
ポピーの花、行方不明に…
こちらは今朝の花壇の様子です。
先程の写真と見比べて、何かがおかしいことに気付きましたでしょうか…?
実は、右側の株で咲いていたオレンジ色の花が花茎ごと行方不明になってしまいました。。。
我が家は道路から入り組んだ場所に位置しているため、人為的なものである可能性は低いと考えています。となると、最近の強風で花茎ごと吹き飛ばされてしまったのかな…と勝手に思っています。
オレンジ色の花は行方不明になってしまいましたが、これから咲く花については、最後まで綺麗に咲いていて欲しいものです。
(2020.3.19更新)
翌日、黄色い大きな花が咲きました!
【余談】幻の青いケシ
ビタミンカラーのイメージが強いケシ科の花ですが、実は青色の花もあるのだそうです。私自身も、最近Twitterの投稿で知りました。
【種子】ヒマラヤの蒼いケシメコノプシス ベトニキフォリア福花園種苗のタネ
「青いケシ」と呼ばれるのは、中国奥地〜ヒマラヤを現在地とするメコノプシス属に属するケシです。原産地や花の色などから、ヒマラヤンブルー、天上の妖精などの呼び名を持ちます。
ぜひ私も育ててみたい!…と思ったのですが、このケシは栽培が非常に難しいため「幻の花」とも呼ばれるほどなのだそうです。原産地が高山帯のため暑さに非常に弱く、気温25℃を超えると枯れてしまうのだとか。
日本では北海道や長野県など、ごく限られた場所で育てられています。(私も含め)気になる方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。