今回は一般的な万華鏡…ではなく、アジサイの品種の一つである「万華鏡」に関する話題です。
以前の記事で、国家園さんのカタログで購入した3品種のうち2品種(木頭ゆず、グラスジェムコーン)についてご紹介しました。そして先日、3種類目となる万華鏡が我が家に到着しました!
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万華鏡は以前訪れたあじさい祭で一目惚れし、いつか育ててみたいと思っていた品種です。妻がアジサイを植えたがっていたこともあり、即決で万華鏡を取り寄せることにしました。
アジサイの概要
まずは万華鏡ではなく、一般的なアジサイの概要について簡単に触れておきます。
科・属名:アジサイ科アジサイ属
種別:落葉低木
花色:青、紫、ピンク、白など
花期:5〜7月
原産:日本
別名:四片(よひら)、八仙花、七変化、手毬草など
花言葉:移り気、変わりやすい心など
◎特徴:
日本原産の落葉低木です。原種であるガクアジサイが「日本アジサイ」と称されるのに対し、海外で品種改良された後に日本へ逆輸入されたものは「西洋アジサイ」と呼ばれます。
アジサイの花色が土壌によって変わることは有名で、酸性だと青色、アルカリ性だとピンク色になると言われています。(※ちなみに…日本は酸性雨の影響で青系統の花が多いようです)
万華鏡の概要
万華鏡(まんげきょう)とはアジサイの品種の一つで、島根県アジサイ研究会の皆様による品種改良の末に誕生しました。萼(がく)の中央に近付くほど色が濃くなるグラデーションが最大の特徴で、ジャパンフラワーセレクションの「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」を受賞したこともあります。
花色は青系・ピンク系の2色が主流ですが、ピンク系は比較的管理が難しいことから青系の方が流通しています。誕生した当初はその希少性から価格が高騰していましたが、近年は少し落ち着いてきたようです。
我が家に万華鏡がやって来た!
そんな万華鏡を注文したのは2月末のことでした。「4月下旬より順次発送」とのことで、予定通り届けていただきました。
箱の中からは、大きな葉が見え隠れてしています。それなりに枝が伸びた株なのでしょうか…?
早速開封してみると中には満開の花が!「芽吹いたばかりの株」が入っていると思い込んでいましたが、まさか開花した株を届けていただけるとは…!
やっぱりこのグラデーションがたまらないですね。これから自宅で毎年楽しめると思うと夢のようです(そのためにはちゃんとお世話する必要がありますが…)。
ちなみに、今回届けていただいた株には花が6房ついていました。万華鏡は、枝の太さに対して花が大きくなりやすいためか、それぞれの枝には支柱が立てられていました。
しばらくは室内で楽しみます!
早速庭に植え付けようとも思ったのですが、せっかく花が見頃を迎えているため、しばらくはリビングで楽しむことにしました。花が終わり剪定をする頃になったら、植え替えも検討するつもりです。
こうして、我が家にまた1鉢仲間が加わりました!
◎次回の記事はこちら
【アジサイ】毎年花を咲かせたい!開花後の剪定と挿し木の方法について - アタマの中は花畑