◎前回の記事
前回の記事からおよそ1か月半、我が家の庭にもイチゴ狩りのシーズンがやって来ました。実が赤みを帯び始めてからというもの、毎日のように庭を覗き込んでいました。笑
できればイチゴ農家さんの所にも出向きたかったのですが…こんなご時世ですので、今年は庭のイチゴを美味しくいただくことにします。
家族でイチゴ狩り!@庭
在宅勤務が終了した夕方、妻と息子を庭に連れ出し、早速イチゴ狩り決行です。自宅の庭なので、もちろん入園料は無料です。笑
赤くなった実を息子に見つけてもらい、1粒1粒手で摘み取っていきます。
まだ数は少ないと思いきや、思ったよりたくさん見つかりました。嬉しい誤算ですね。
そして、この日の成果がこちら。小粒かつ不揃いですが、自宅の庭でこれだけ収穫できれば文句なしです!
(息子は酸っぱそうな顔をしていましたが)適度な甘味があり美味しかったです。ケーキに乗っている冷えたイチゴも好きなのですが、常温のイチゴにも採れたてならではの美味しさがあります。
最適な収穫時期はいつ?
前回の記事の中で、イチゴは受粉後30〜40日程度で収穫できることに触れました。我が家の場合、3月下旬に開花したため収穫時期はゴールデンウィーク前後と予想していたのですが…予想よりも1週間くらい遅れての収穫になりました。4月の気温が低かったことも影響しているかもしれませんね。
※暖地桜桃も、開花→収穫まで通常より少し時間がかかりました。
イチゴ狩りはいつ行っても美味しい!
「朝採れ野菜」のような言葉があるように、イチゴにも収穫に適した時間帯があるのかもしれません。その時間帯を予め知っておけば、イチゴ狩りでより美味しいイチゴが食べられるのではないでしょうか…?
結論から言ってしまえば、最適な収穫時期は以下のようです。
・販売用のイチゴ(※)→朝収穫するのがベスト
・イチゴ狩りのイチゴ→いつ収穫しても美味しい
※ここでは路地植えを想定しています。
販売用のイチゴの場合、色や甘さのほか、日持ちについても考慮する必要があります。地表付近の気温が上がっている昼〜夕方に収穫した場合、果実内の温度も高くなっているため傷みやすく、結果として日持ちが悪くなってしまうそうです。育て方などにもよるため一概には言えませんが、販売用のイチゴはまだ気温が低い朝に収穫するのがベスト…ということになりそうです。
一方で、イチゴ狩りのイチゴはいわば「地産地消」のため、傷みやすさや日持ちをほとんど考慮する必要がありません。したがって、熟したイチゴであればいつ収穫しても美味しい!ということになります。
【余談】イチゴはどの部分が甘い?
1粒のイチゴでも、食べる部位によって糖度が異なると言われています。具体的には、先端の方が糖度が高く、ヘタに近い根元の方が糖度が低いと言われています。
そのため、イチゴの甘さを最大限に味わうためには根元→先端の順で食べた方が良いとされています。糖度の低い部分から順に食べることで、先端の甘さをより感じられるようになります。
最近「イチゴ狩りの際、先端しか食べずに帰るマナーの悪い客がいる!」みたいなニュースを度々見るのですが…むしろ損しているのかもしれませんね。
農家の皆様が丹精込めて作ってくださったイチゴ、最大限味わっていただきましょう!
(来年は本当のイチゴ狩りにも行きたいな…)
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