植え付け2年目になる我が家のレモン、今年も花が咲きました!
柑橘類の花って、独特の甘い香りが良いですよね。ヒヤシンスやキンモクセイと並んで、私が特に好きな花の香りの1つです。さて、今年はこの花達から何個のレモンが収穫できるでしょうか…?
レモンの花の特徴
レモンの花は他の柑橘類と同じく花弁が5枚あり、花色は白または薄桃色です。1つの花で花弁・雄しべ・雌しべ・萼(がく)の全てが揃っていることから、完全花に分類されます。
なお他の柑橘類とは異なり、蕾の頃は赤紫色をしています。柑橘類の木は見た目が似ているため識別が難しいですが、蕾の色を見ればレモンだとわかる…かもしれません。
▲レモンの蕾(4月23日撮影)
▲レモンの蕾(5月16日撮影)
レモンの花言葉
今回取り上げたレモンの花言葉は「香気」「心からの思慕」です。レモン特有の甘い香りが花言葉の由来となっており、恋愛などをイメージさせることから付けられたようです。
なお、花だけではなく実や木全体にも花言葉がつけられています。どちらもレモン特有の性質が名前の由来となっています。
◎実
→熱情、熱意、陽気な考えなど(レモン特有の酸味が由来)
◎木全体
→誠実な愛、思慮分別など(長い期間実をつけ続けることが由来)
レモンの結実率は高い?
品種にもよりますが、レモンは春・夏・秋の3回開花するものが多いようです。特に春(5〜6月)に咲く花は数も多く、結実率も高いと言われています。
また、レモンには自家結実性があるため1本の木でも収穫を見込むことができます。初心者でも比較的管理しやすいため、家のシンボルツリーとしても注目されています。
◎自家結実性について
花が咲かない年もある!?
レモン栽培にあたって「木は大きくなったのに花が咲かない!」「昨年はたくさん収穫できたのに、今年は花があまり咲かない!」のようなことをしばしば耳にします。
レモンの場合、接木した1〜2年生苗を植え付けると、2〜3年後から収穫できるようになる品種が多いようです。ただ、養分の多くが木の成長に使われている場合は、花付きが悪くなってしまうのだそうです。そのため、木の成長がある程度制限される鉢植えよりも、根を伸ばし放題の路地植えの方が植え付け当初の花付きが悪くなるのだとか。
(※我が家の場合、庭のシンボルツリーの1つにしたかったこともあり、1.5mほどに成長した木を調達しました。そのため、植え付け1年目から収穫することができました)
また、養分が不足していても花付きが悪くなるようです。例えば、前年にたくさんの花や実をつけた場合、次の年は養分が不足するために収穫量が落ちることがあります。この場合、その翌年は養分が豊富にあるため、またたくさんの花や実を付けます。
このように、収穫量の多い(表年)・少ない(裏年)を1年おきに繰り返すことを隔年結果(かくねんけっか)と呼びます。
隔年結果の影響を小さくするためには、花や幼実の段階で間引き(摘花・摘果)を行い、木に負担がかからないよう調整することも大切なのだそうです。
我が家の場合、小さい木ながら昨年は12〜3個の実をつけてくれたので、今年は実が少ないかもしれません。仮に今年も実が多いようであれば、摘果してあげようと思っています。
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