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【実生パパイヤ⑤】苗の鉢出し!〜種まき用土と培養土の違いは?〜 - アタマの中は花畑
前回の記事(鉢出し)からはや2カ月が経過しました。種から育てている我が家のパパイヤもさぞ大きく…なっていれば良かったのですが、実は思うように成長していません。。。
今回はそんなパパイヤの近況報告です。
現在のパパイヤの様子
鉢出し2カ月後のパパイヤの様子がこちらです。現在は3株生き残っているのですが、どの株も明らかに成長が遅いです。背丈は7〜8cm程度で、まだ10cmにも達していません。
もう少し拡大してみましょう。4月末時点と比べると葉の数は確実に増えているのですが…どの葉も縮れ、斑点のような模様が付いてしまっていることがわかります。
◎前回記事時点(4月末撮影)
◎7月4日撮影
考えられる原因は…?
では、パパイヤの苗がなかなか成長しない原因は何でしょうか?私としては、以下のうちのどれかだと思っています。
①肥料不足または肥料過多
②根詰まり
③害虫による食害
①肥料不足または肥料過多
与えた肥料の量が適切ではなかったという説です。私の場合、鉢出し前までは養分を含まない種まき用の土で育てていましたが、鉢出しの時点で培養土に切り替えています。また少量ですが、月に1回程度液肥を与えていました。
ここで肥料不足・肥料過多の時に苗に生じる影響を考えてみたいと思います。まず肥料不足の時は茎に対して葉が小さく、かつ黄色っぽくなることが多いようです。我が家の場合、葉は小さいですが黄色っぽいものはあまり見られないため、別の原因ではないかと思われます。
続いて肥料過多の時は茎に対して葉が大きく、かつ色も濃く縮れていることが多いようです。我が家の場合、葉は縮れていますが特段サイズが大きい訳ではないため、こちらも根本的な原因ではなさそうです。
②根詰まり
鉢(ポット)のサイズが小さく、根が行き場を無くしているという説です。先日購入した見切り品の苗(下記記事参照)も、根詰まりの状態になっていました。
【ホームセンター】園芸コーナーの見切り品は宝の山!?〜格安の花菖蒲を庭に植えてみました〜 - アタマの中は花畑
では、パパイヤの様子はどうでしょうか。ポットをそっとひっくり返してみると…
根はポットの底まで伸びているようですが、根詰まりには程遠い様子です。というよりも…鉢出しから2カ月経ったにも関わらず、これしか根が伸びていないことを心配した方が良さそうです。。。
③害虫による食害
アブラムシなどの害虫により生育不良に至ったという説です。早速虫探しをしてみましたが、葉の表側にはそれらしきものが見当たりませんでした。続いて裏側を見てみると…
これ以上の拡大写真は止めておきますが、黒や灰色の小さい虫がちらほら。害虫はあまり詳しくないのですが、この虫の影響で生育不良に至った可能性が高そうです。取り敢えず、見つけた虫はプチっと潰しておきました。
そういえば、本ブログを開設する前にはマンゴーの実生にも挑戦したことがあるのですが、その時も虫が原因で苗をダメにしてしまいました。私の育て方や管理方法に根本的な原因があるのでしょうか…?
今後について
断定できた訳ではないのですが、苗に虫が付いてしまったため思うように成長しなかった可能性が高そうです。今後は付いた虫を潰しつつ、様子を見守っていこうと思います。
状況が好転しないようであれば、植え替えなどで環境を変えてあげるのも手かもしれません。実生パパイヤ計画、開始から約4カ月で早速壁にぶつかっていますが、この壁を乗り越えることはできるのでしょうか…?
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