◎前回の記事はこちら
【梅シロップ】白カビや白い膜が出てきても大丈夫?〜実はそれ、天然酵母かもしれませんよ!〜 - アタマの中は花畑
梅シロップを仕込んでから約1カ月半が経過しました。シロップの色もかなり出てきたので、そろそろ完成と言えそうです。
最後の仕上げとして、青梅を取り出した後にシロップ保存用の容器へ移すのですが、その際に煮沸消毒は必要なのでしょうか?砂糖には防腐効果があるとはいえ「加熱処理していない青梅を1カ月半漬け込んだもの」を何の予備知識もなく口へ運ぶのは少々抵抗があります。。。
ということで、今回のテーマは「梅シロップの加熱処理は必要か??」です。
梅シロップの加熱処理は必要?
さて、いきなり結論から書いてしまいますが…梅シロップの加熱処理は「長期保存するのであれば、加熱処理した方が無難」なのだそうです。
もう少し説明すると、加熱処理する場合・しない場合で以下のような違いがあります。保存期間によって推奨される処理が変わりますが、結局のところはどちらでも問題ないようです。
◎加熱処理する場合
・長期保存(おおよそ1カ月以上)する場合は、酵母による発酵を止める意味でも加熱処理しておいた方が無難
・加熱処理によってシロップの風味は多少損なわれるので注意が必要
◎加熱処理しない場合
・長期保存しない場合は、加熱処理しなくても特段問題ない
・梅シロップの風味が最大限楽しめるので、すぐに飲むなら断然こちら
◎留意点
・長期保存時の煮沸処理は必須という訳ではなく、煮沸していなくても飲むことは可能
・私のように少しでも不安があるのであれば、煮沸消毒しておいた方が無難と言えそう
早速煮沸消毒してみました!
今回は長期保存前提で梅シロップを作っていたため、早速煮沸消毒を試してみることにしました。
まずは瓶の蓋を開けて、中の様子を確認します。開けた途端、梅酒を彷彿とさせる良い香りが漂ってきました。ひとまず、中身がダメになっていないようで一安心です。
漬け込んだ青梅はお菓子のトッピング等にも使えるようです。ただ、今回はシロップだけが目的のため、(罪悪感を感じつつ)青梅はここで御役御免となりました。
青梅を取り除いても、こんなに色が出るものなんですね。
取り出した梅シロップは弱火で15分ほど煮沸します。シロップが焦げ付かないよう、適度にかき混ぜつつ様子を見ます。
煮沸が完了したら荒熱を取り、熱湯消毒した瓶に移します。煮沸消毒をしておけば、1年以上は保存が効くようです。
肝心のお味は…?
煮沸消毒するのも良いけど、そのままの梅シロップも楽しみたい…!ということで、少しだけ煮沸消毒をせずに取っておきました。
(※肝心の写真を撮り忘れる痛恨のミス)
水で割って梅ジュースにしてみましたが、風味があってとても美味しかったです。あの青梅がこんな美味しいものに変わるとは想像もできませんでした。笑
◎梅シロップの作り方はこちら
【梅シロップ】青梅と氷砂糖があればすぐできる!簡単梅シロップの作り方 - アタマの中は花畑

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