◎前回の記事はこちら
【梅シロップ】青梅と氷砂糖があればすぐできる!簡単梅シロップの作り方 - アタマの中は花畑
梅シロップの仕込みが完了してから約1週間が経過しました。ここまでの経過については上記記事にも追記しているのですが、最近少し気になることが…。
※注意※
今回は白カビのように見える写真を掲載しています。
梅に白カビのようなものが…
こちらが、青梅を入れて約1週間が経過したガラス瓶です。氷砂糖は8割方溶け出し、既にシロップのような見た目になっています。
ですが、ガラス瓶の様子をよく見ると、シロップの上に浮いた青梅を中心に白っぽい何かが付着していることに気付きました。恐る恐る瓶を開けてみると…
一部の梅に白いフサフサしたものが付着しています。その見た目は白カビそのものです。
更に一晩放置すると「白カビのようなもの」は青梅全体に広がり、シロップの上には白い膜のようなものが張っていました。
これ、本当にカビだったら梅シロップ作りは大失敗です。「梅の水分が十分に取れていなかったのかな…?」とか「瓶の熱湯消毒が十分ではなかったのかな…?」とか、ついつい余計なことばかり考えてしまいます。
「白カビ」の正体は天然酵母だった!?
まずは、我が家の梅シロップに現れた白カビ(のようなもの)と白い膜の正体を調べてみることにしました。
調査の結果、どうやら正体は「青梅由来の天然酵母」だったようです。酵母とは食物の発酵に関与する微生物の一種で、塩麹やイースト菌なども酵母の仲間です。
食べても問題ない?
天然酵母と聞くといかにも美味しそうに聞こえますが…果たして、梅シロップに発生した天然酵母は食べても問題ないのでしょうか?
こちらも調べてみたところ「食べても問題ない」「むしろ天然酵母が発生した梅シロップの方が美味しい」との意見がたくさん見つかりました。確かに、ガラス瓶の蓋を開けると腐敗臭ではなく、青梅ならではの美味しそうな匂いがしていました。
ということで、天然酵母は食べても問題ないもののようですが、念のため食べる前に一度火を通しておいた方が無難だと思われます。火を通すことによって、天然酵母による発酵を止める効果もあります。
天然酵母を見分けるポイント
梅シロップに発生した白い部分が天然酵母であることを見分けるポイントは、主に以下の4点と言われています。
①空気に触れている部分を中心に白いフサフサや膜ができている
②シロップに浸すと白い部分がすぐに消える
③ガラス瓶の蓋を開けるとプシュッと音がすることがある(※天然酵母が少ない場合は音がしないこともあり)
④腐敗臭ではなく美味しそうな匂いがする
なお、梅の天然酵母は白い色をしています。青や黒のフサフサが出てきた場合は「カビ」の可能性が高いため注意しましょう。
おわりに
梅シロップ作りに失敗してしまったかと思いきや、どうやら天然酵母が発生していただけだとわかり少しホッとしました。仕込みを始めてまだ1週間ですので、この先も天然酵母と付き合いつつ、梅シロップの完成を待ちたいと思います。
◎次回の記事はこちら
【梅シロップ】ようやく完成!仕上げの煮沸消毒は必要?? - アタマの中は花畑
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