店頭で青梅を見かけるシーズンになりましたね。青梅の加工といえば真っ先に梅酒を思い浮かべるのですが…私も妻もほとんどお酒が飲めないため、梅酒ではなく梅シロップをしばしば作っています。梅シロップは独特の甘い香りが特徴で、炭酸水に溶かしたり、ヨーグルトなどにかけていただいています。
今回は、そんな梅シロップの作り方についてご紹介します。材料はたったの2つ!あまり手間をかけずに作れますよ。
今回の材料
梅シロップの材料はこちらです。保存用の瓶が既にあれば、新たに用意するのは青梅と氷砂糖のみです。材料が2つだけなので、私のような人でも気軽に作れるのがポイントです。
・青梅→適量(今回は約500g)
・氷砂糖→青梅と同じ重さ
・保存用の瓶→熱湯消毒した後乾燥させる
ただ2点ほど注意しておきたいがあります。1点目は青梅と氷砂糖の重さを1:1にする必要があることです。店舗などで調達する際は、青梅や氷砂糖の重さを確認してから購入するようにしましょう。
※今回はブログ掲載用にg単位で合わせましたが、ここまで厳密に合わせる必要はないと思います。大体1:1であればOKです。
またもう1点が、梅干し用の完熟梅ではなく、熟していない青梅を用意する必要があることです。完熟梅の方がより風味のあるシロップが作れそうですが、漬け込んでいる途中で梅が腐ってしまうことがあります。(※数年前に経験済み)
以上の2点さえ気を付ければ、あとは仕込むだけです!
仕込みはとっても簡単!
ここからは梅シロップの作り方をご紹介します。仕込み作業はとっても簡単です!
まず、青梅に付いている黒いヘタを竹串などで取り除きます。
黒いヘタは面白いくらい簡単に取れます。綺麗に取れると、何だか清々しい気分になります。
ヘタを取り除いた青梅はよく洗った後、余分な水分を拭き取っておきます。シロップ作りに余分な水分は厳禁なので、1つ1つ丁寧に拭き取りましょう。
それでも水分が心配な場合は、拭き取った後更に1〜2時間ほど乾燥させておくと無難かもしれません。
続いて、熱湯消毒→乾燥させた瓶に青梅と氷砂糖を交互に入れていきます。私の場合は、下から青梅→氷砂糖→青梅→氷砂糖→青梅→氷砂糖と入れ、6層にしてみました。
青梅と氷砂糖を全て入れ終わったら蓋をして、冷暗所で保管します。あとは、数日おきに瓶を傾けて全体を馴染ませていけば、1か月〜1か月半ほどで完成します。
梅シロップのその後
仕込み2日後(6月5日)
青梅にはほとんど変化がありませんが、氷砂糖が少しずつ溶け出してきました。
仕込み5日後(6月8日)
氷砂糖が半分以上溶け出し、梅が黄色っぽくなってきました。このあたりから2〜3日おきに瓶を傾け、全体を馴染ませるようにしたいと思います。
仕込み8日後(6月11日)
梅が茶色っぽくなり、一部の梅の表面には白カビのようなものが生えてきました。調べてみたところ、青梅由来の天然酵母だったようです。
◎詳しくはこちら
【梅シロップ】白カビや白い膜が出てきても大丈夫?〜実はそれ、天然酵母かもしれませんよ!〜 - アタマの中は花畑
仕込み12日後(6月15日)
天然酵母由来の白いフサフサは収まり、代わりに泡立ちが始まりました。発酵が順調にすすんでいる、ということでしょうか…?
仕込み17日後(6月20日)
泡立ちが少し収まり、シロップの色が少し濃くなってきました。瓶の蓋を開けなくても、梅の良い香りが漂っています。
仕込み23日後(6月26日)
泡立ちはほとんどなくなり、梅は黒っぽくなってきました。現在も4〜5日おきに瓶を傾け、梅に満遍なくシロップがかかるようにしています。
仕込み31日後(7月4日)
仕込み開始から約1カ月、見た目の変化がほとんど無くなってきました。
仕込み43日後(7月16日)
仕込み開始から約1カ月半、そろそろ梅を取り出す頃でしょうか。。
仕込み54日後(7月27日)
ようやく梅シロップが完成しました!長期保存のため、煮沸消毒した後に小瓶へ移しました。
◎関連記事はこちら
【梅シロップ】ようやく完成!仕上げの煮沸消毒は必要?? - アタマの中は花畑
【余談】梅以外のフルーツシロップも作れます!
今回ご紹介したのは梅シロップですが、梅以外の果実を使っても美味しいフルーツシロップを作ることができます。少し前にレモンシロップの作り方を取り上げましたが、この他イチゴやパイナップル、みかんなどもおすすめです。
◎レモンシロップの作り方はこちら
【庭採れレモン】材料はたった2つ!簡単レモンシロップの作り方 - アタマの中は花畑
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