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【ハイビスカス】夏なのに花が咲かない原因は?〜ハイビスカスは暑さに弱かった!?〜 - アタマの中は花畑
今年もハイビスカスを越冬させるため、先月半ば頃から室内に取り込み管理しています。花も全て終わったようなので、株への負担軽減も兼ねてそろそろ強剪定を行おうかと考えています。
◎ハイビスカスの強剪定についてはこちら
【ハイビスカス】初めての強剪定!そもそも、強剪定って何だ…? - アタマの中は花畑
室内への取り込み、そして強剪定を検討するにあたりハイビスカスの株に触れる機会が増えているのですが…最近葉が何故かベタベタしていることに気付きました。きっと何か理由があるはずですので、今回はその原因について掘り下げてみようと思います。
ハイビスカスの葉がベタベタする…?
室内に取り込んだ時点のハイビスカスの葉がこちらです。一見何も無いように感じられますが…触ってみると粘着力の弱いシールのようなベタつきがあります。
よーく見ると、通常時の葉に比べて光沢があるような気もします。この光沢がベタつきの原因なのでしょうか?
原因はカイガラムシだった!
少し調べてみたところ、同じような症状に悩まされている方が結構いらっしゃることがわかりました。そしてその原因の多くがカイガラムシと呼ばれる虫に起因するものでした。カイガラムシはカメムシの仲間で、植物に寄生して弱らせる列記とした害虫です。世界中に数千種類以上が生息し、さまざまな植物に寄生します。もちろんハイビスカスも例外ではありません。。。
早速我が家のハイビスカスにもカイガラムシが寄生していないか探したところ、かなり多く寄生していました。葉の表面に灰色のホコリのようなものが付いていますが、これら全てがカイガラムシなのだと考えられます(※拡大写真は敢えて割愛します)。
ちなみに、葉がベタつくのはカイガラムシ自身によるものではなく、カイガラムシの排泄物が主な原因なのだそうです。葉に寄生する害虫、しかもその排泄物が原因と言われると、尚更駆除したくなってきますね。。。
カイガラムシの対処方法は?
ハイビスカスにカイガラムシが寄生してしまった場合の対処方法としては、専用の薬剤(スプレー剤など)を使用するほか、葉の表面を布などで拭き取るだけでも効果があります。
私のように冬季に対策を講じる場合は、強剪定を併せて行い、カイガラムシが寄生した葉の枚数自体を減らしてしまっても良さそうです。
私も強剪定を行った後、濡らしたキッチンペーパーで葉の表面を拭いておきました。ひとまず葉のベタつきは収まったため、このまましばらく様子を見ることにします。