アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

似ているけれど違う花!キュウリグサとワスレナグサの違いは?

ここしばらくブログの投稿・訪問をお休みしていましたが、ようやく時間を確保できる目処が立ちました。本日より更新を再開しますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、これからしばらくはお休み中に見かけた野草に関する話題が多くなりそうです。復帰第一弾はこちらの野草。春先によく見かける青い花ですが、何という名前かご存知でしょうか。

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こちらはキュウリグサと呼ばれる野草です。ワスレナグサに見た目がよく似ていますが、実は異なる品種です。今回はキュウリグサのワスレナグサの違いについてご紹介したいと思います。
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キュウリグサの概要

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科・属名:ムラサキ科キュウリグサ属

種別:越年草(一年草)

花色:水色

花期:3〜5月

原産:アジア、東ヨーロッパ

別名:タビラコなど

花言葉:愛しい人へ、真実の愛など

◎特徴:

日本全土に分布する野草で、春になると直径2mmほどの水色の花を咲かせます。花は水色ですが、蕾の時はピンクがかった色をしています。葉をもむとキュウリのような香りがすることから、その名が付いたとされています。

 

ワスレナグサの概要

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科・属名:ムラサキ科ワスレナグサ属

種別:宿根草(一年草として扱われることもあり)

花色:青、白、ピンク

花期:3〜5月

原産:ヨーロッパ

別名:シンワスレナグサなど

花言葉:私を忘れないで、真実の友情など

◎特徴:

ムラサキ科ワスレナグサ属に属する植物の総称ですが、そのうちの一種であるシンワスレナグサのみを指す場合もあります。園芸種も多く流通しており、青のほか白やピンクの花を咲かせる品種もあります。原産地であるヨーロッパでは宿根草として知られていますが、暑さに弱いため日本では越年草(一年草)として扱われることが多いです(※冷涼地では夏越しできるため宿根草として育てることも可能)。

 

キュウリグサとワスレナグサの違いは?

同じムラサキ科に属するキュウリグサとワスレナグサですが、違いはいくつかあります。ここでは、代表的と思われる違い・見分け方を3つほどご紹介します。

 

①花の色

キュウリグサの花が水色なのに対し、ワスレナグサの花は濃い青色をしています。ワスレナグサにはこのほか、白やピンクの花を咲かせる品種もあります。

 

②花の大きさ

キュウリグサの花は直径2mmほどしかありませんが、ワスレナグサの花は直径6〜9mmほどあります。どちらの花も非常に小さいのですが、両者を比べるとワスレナグサの方が大きく華やかな見た目をしています。

 

③野草か園芸種か

(一概には言えませんが)キュウリグサはそのほとんどか野草なのに対し、ワスレナグサは園芸種として扱われているケースが多い印象です。極論に近いですが、道端で見かけるものはキュウリグサ、花壇で見かけるものはワスレナグサと判断できるのかもしれません。

 


【イタリアの花の種】ワスレナグサ COD.60SDFM074