ダイソーで販売されている野菜・花の種が3月に入ってたくさん入荷されたようで、Twitterのフォロワーさんの投稿でもしばしば見かけるようになりました。居ても立っても居られなくなり、私も先週末に購入してきてしまいました。6袋でたったの300円(税抜)です。
安い分、入っている種の量も比較的少ないのですが…小規模な家庭菜園を楽しむ私にとってはとてもありがたい存在です。種がたくさん入っていると、使い切れずに持て余してしまうことがよくありますしね。。。
さて、今回購入した種はいずれも今シーズン育てる予定なのですが、早速第一弾として葉ねぎの種まきを行うことにしました。そういえば、今回育てる葉ねぎは一年草だと勝手に思い込んでいたのですが、実は多年草なのだそうです。
葉ねぎの概要
科・属名:ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属
種別:多年草
花色:黄
収穫期:主に10〜2月(品種によっては通年)
原産:中央アジア
別名:青ねぎ、小ねぎ、万能ねぎ、細ねぎなど
花言葉:─
◎特徴:
中央アジア原産の野菜で、白ねぎとは異なり地上に伸びた緑色の葉の部分を食用とします。元々関西地方でよく栽培されていましたが(対して関東地方は白ねぎの栽培が盛んだった)、現在では全国で見かけるようになりました。以前はユリ科(ネギ属)に属していましたが、近年はヒガンバナ科(ネギ亜科ネギ属)に分類されることが多いようです。
葉ねぎは一年草ではなく多年草?
タイトルでも触れていますが、葉ねぎをはじめとするねぎ全般は多年草です。多年草といってもその生態はさまざまで、品種によって冬越しの形態が異なります。
・冬は地上部を枯らし、春になると再び葉が伸びる
・冬でも葉は枯れず青々としている
多年草かつ冬でも葉が枯れない品種もあるということは「植えっぱなしにしておけば永遠に収穫し続けられる」ということなのでしょうか…?調べてみたところ「理論上はYESだが、実際はそんなにうまくいかない」というのが答えになりそうです。少し曖昧な回答になってしまいましたね…。
先程も触れたとおり、ねぎは多年草に属しています。そのため、根が生きている限りは永遠にその場所で成長することができる、ということになります。しかしながら実際はそこまで甘くなく、同じ場所に植えっぱなしにしていると連作障害により株が弱ってしまう恐れがあります。また、ねぎは分蘖(ぶんげつ)によって株を増やすことがあるため、株のリフレッシュも兼ねて適度な植え替えが必要になりそうです。このほか、水やり・追肥・草取り・病害虫駆除などのお世話も、長く収穫するためには必要となります。
◎同じような話をニラでもしていました
【ニラ】ニラは一年草ではなく多年草だった!? - アタマの中は花畑
当たり前といえば当たり前なのですが…葉ねぎを長く楽しむのであれば、ハサミを使って地上部の葉だけを収穫するようにしましょう。葉だけを切り落とすようにすれば、すぐに次の葉が伸びてきます。
※スーパーなどで購入した根付きのねぎでも、根元だけ残して土に植えておけば再び収穫することができます。試したことのある方も多いのではないでしょうか?
我が家でも葉ねぎを育ててみよう!
ここで我が家の葉ねぎに再び話を戻しますが、購入した種を早速家庭菜園にまいてみることにしました。温暖地の場合は3月中旬頃からが種まきの適期らしいので、ちょうど良いタイミングなのではないでしょうか。
種を少し取り出してみました。ねぎの種は色が黒く、半円のような形をしているのが特徴です。
そして、家庭菜園の片隅にラインを引き、そのラインに沿って種をまいてみました。隣の列では冬越しを終えたニラが葉を伸ばし始めていました。
永遠に収穫し続ける自信はさすがにありませんが、ニラ・葉ねぎともに少しでも長く楽しみたいものです。

サカタのタネ 九条葉ねぎ 種(家庭菜園 プランター 薬味 栽培 ネギのタネ 野菜 たね 種子)