◎昨日の記事はこちら
【シラン】実は絶滅危惧種だった!?手軽に育てられる初心者向けのラン! - アタマの中は花畑
昨日のシランに引き続き、今日もホームセンターで購入してきた花に関する話題です。今日話題に挙げるのはこちらのプリムラ・マラコイデスです。近所で咲いているのを妻が見かけて一目惚れしたらしく、急遽購入することになりました。
さて、プリムラ・マラコイデスをはじめとする「プリムラ」にはさまざまな品種があり、以前の記事で取り上げたプリムラ・ジュリアンなども同じ仲間です。
▲プリムラ・ジュリアン(参考)
◎プリムラ・ジュリアンについてはこちら
「マラコイデス」と「ジュリアン」はかなり異なる見た目をしていますが、「マラコイデス」には「サクラソウ(桜草)」と呼ばれるよく似た植物が存在します。私自身も両者の違いについてあまりよく知らないため、今回の記事で一度整理してみたいと思います。
プリムラ・マラコイデスの概要
科・属名:サクラソウ科サクラソウ属
種別:一年草
花色:赤紫、ピンク、白など
花期:1〜4月
原産:中国
別名:ケショウザクラ(化粧桜)、オトメザクラ(乙女桜)、西洋サクラソウなど
花言葉:素朴、気取らない愛など
◎特徴:
サクラソウ科サクラソウ属に属する「プリムラ」の中でも、比較的小型の花を咲かせます。葉や萼(がく)の裏側に白い粉が付くことから、ケショウザクラ(化粧桜)と呼ばれることもあります。プリムラの中では比較的育てやすく、こぼれ種でもよく増えます。
サクラソウの概要
科・属名:サクラソウ科サクラソウ属
種別:多年草
花色:赤紫、ピンク、白
花期:4〜5月
原産:日本
別名:日本桜草など
花言葉:初恋、憧れ、純潔など
◎特徴:
日本原産の多年草で、湿り気のある半日影の土地を好みます。近年は数を大きく減らしており、野生のサクラソウを見かける機会は稀になってきています。
プリムラ・マラコイデスとサクラソウの違いは?
プリムラ・マラコイデスとサクラソウはどちらもサクラソウ科サクラソウ属に属する植物です。見た目も非常によく似ていますが、主に以下の点が異なります。ざっくり言ってしまえば、プリムラ・マラコイデスは洋風、サクラソウは和風ということになります。
◎プリムラ・マラコイデス
・洋種のサクラソウを品種改良したもので「西洋サクラソウ」とも呼ばれる
・本来は多年草だが、日本の暑さに耐えられないため一年草として扱われる
・サクラソウに比べて花茎が短く、花は大きい
◎サクラソウ
・日本古来の野生種で「日本サクラソウ(日本桜草)」とも呼ばれる
・日本の暑さに耐えられるため多年草として扱われる
・プリムラ・マラコイデスに比べて花茎が長く、花は小さい
我が家のプリムラ・マラコイデス
さて、冒頭でご紹介したプリムラ・マラコイデスは早速花壇の一角に植え付けました。購入時点で花が傷んでしまっているものもありましたが、次々と蕾が伸びているため問題なさそうです。
先程記載したとおり、暑さに弱いため夏には枯れてしまうのですが…こぼれ種によって来年も咲いてくれないかなーと密かに期待しています。
【花のタネ】 プリムラ マラコイデス プルミエ ミックス (約150粒)