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今シーズンは長男と一緒にミニトマトを育てているのですが、最近は毎日のように収穫できています(※下記写真は茶玉種)。長男にとっても保育園帰りの収穫が楽しみの1つになっているようで、親としては嬉しい限りです。
長男と育てているのはミニトマトですが、この他に大玉の品種も栽培しています。最近ようやく第1号が収穫できたため、これからの収穫ラッシュも期待しているところです。
ということで、我が家では大きく2系統のトマトを栽培していることになるのですが、トマトは品種によって実の大きさ・重さもまちまちです。そこで今回は、トマトのサイズと呼び方について少し整理してみることにしました。
大玉トマト
一般的に「トマト」として流通している品種で、重さが150gを超えていることが特徴です。代表的な品種には桃太郎などがあります。
後述するミニトマトなどに比べるとやや手間がかかることから、栽培が難しいと言われることもあります。しかしながら、脇芽かきや摘果をきちんとすれば、家庭菜園でも問題なく収穫することができます。
▲我が家で収穫した大玉トマト第1号
中玉トマト
大玉トマトとミニトマトを掛け合わせた品種で、重さは40〜150g程度です。代表的な品種にはフルティカやルネッサンスなどがあり、品種によってサイズがバラバラなのも中玉トマトの特徴です。また、中玉トマトの総称として「ミディトマト」と呼ばれることもあります。
ミニトマト
重さ40g以下のトマトの総称で、赤・橙・黄・緑・茶などさまざまな品種が流通しています。代表的な品種にはアイコ、キャロル、千果などがあります。手軽で育てやすいことから、家庭菜園などでも多く栽培されています。
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稀にミニトマトのことを「プチトマト」と呼ぶこともありますが、プチトマトはミニトマトの品種の一つに過ぎません。プチトマトはタキイ種苗さんが開発した品種で、高度経済成長期を中心に広く流通しました。ベランダでも手軽に育てられることから、ミニトマトブームの火付け役にもなった品種です。
(※残念ながら、現在は販売を終了しています)
マイクロトマト
世界最小クラスのトマトで、重さは1〜2g、大きさは直径5mm〜1cmほどです。2000年代より生産が開始されましたが、まだ流通量が少ないため大玉〜ミニトマトに比べるとやや高価です。サイズこそ小さいですが、見た目や味はトマトそのものです。
まとめ
トマトには大きく以下の4系統がありますが、実の大きさではなく重さで区別されています(米マイクロトマトを除く)。
①大玉トマト(トマト)
②中玉トマト(ミディトマト)
③ミニトマト
④マイクロトマト
トマトの世界はとても奥が深く、全世界で約8000品種、日本だけでも約200品種が栽培されています。私が知っているのはその中のごく一部ですが、家庭菜園を通じてよりトマトのことを知っていければと思っています。