◎前回の記事はこちら
【3歳の息子と育てるミニトマト③】トマトの成長はとにかく早い!品質の高い実を収穫する方法は? - アタマの中は花畑
前回のご報告からミニトマトは更に成長し、毎日数個の実が安定して収穫できるようになりました。大人が栽培している株も含めると、黄・緑・茶・赤のミニトマトが日々の食卓に並んでいます。ミニトマトが並んでいるだけで、食卓がグッと華やかになりました。
▲黄玉種
▲緑玉種(わかりづらいですが、右側の2個は食べ頃です)
▲茶玉種
▲赤玉種(長男とは別に大人が育てている株ですが、大半の実を長男に食べられています。笑)
さて、今回はそんなトマトの色に関する話題です。少し前の記事でも触れたことがあるのですが、ミニトマトには赤・オレンジ・黄・緑・茶などのさまざまな品種が存在します。この色によって、何か特徴に違いはあるのでしょうか?
◎関連記事はこちら
【トマト】サイズによって呼び方が違う!大玉・中玉・ミニ・マイクロトマトの特徴について - アタマの中は花畑
ミニトマトの色と栄養素について
冒頭でも触れたとおり、ミニトマトには大きく赤・オレンジ・黄・緑・茶の大きく5系統が存在します。この色は主に含まれる栄養素の違いによるものであり、それぞれ以下のような関係があります。
◎赤いミニトマト
・一般的なトマトと同じくリコピンを豊富に含みます。リコピンは生活習慣病や老化の防止、美容などに効果などがあります。
◎オレンジのミニトマト
・β−カロテンを豊富に含みます。β−カロテンは免疫力向上や風邪防止、冷え性改善などに効果があります。
◎黄色のミニトマト
・ポリフェノールの一種であるルチンを豊富に含みます。ルチンは高血圧予防などの効果があります。
◎緑のミニトマト
・クロロフィル(葉緑素と同じ成分)を豊富に含みます。クロロフィルは体内の老廃物排出(デトックス)やダイエット、美容などに効果があります。
◎茶色のミニトマト
・ポリフェノールの一種であるアントシアニン(ブルーベリーなどでお馴染み)を豊富に含みます。アントシアニンは眼精疲労の改善や目の活性化などに効果があります。
こうして整理してみると、ミニトマトは色によって栄養素や効果が大きく異なることがわかります。「トマトが赤くなると医者が青くなる(=トマトは医者にかからなくて良いくらい健康に良い)」ということわざがありますが、赤以外のミニトマトも満遍なく食べることでより健康的になれるかもしれませんね。
普段食べているトマトは赤ではない!?
ミニトマトと言えばカラフルな色合いですが、単に「トマト」と言われると大半の方が赤色の大玉トマトを思い浮かべるのではないでしょうか。
普段よく食べているこちらの大玉トマトですが、厳密に言うと実は「赤色」ではありません。赤系のトマトは大きく「赤系トマト」と「ピンク系トマト」の2つに分けられるのですが、私達日本人がよく食べているのは後者のピンク系トマトです。したがって、私達がよく知る一般的なトマトは「ピンク色」ということになります。
ここで、赤系トマトとピンク系トマトの違いについても簡単にまとめておきます。全てがこの限りではありませんが、ざっくり言うと赤色は加工用、ピンク色は生食用です。
◎赤系トマト
・トマトジュースやケチャップなどの原料として用いられています。ピンク系トマトに比べて色が濃く、リコピンを豊富に含んでいます。
◎ピンク系トマト
・野菜コーナーに並んでいる大半のトマトがこちらです。赤系トマトに比べて色は薄いですが、糖分が多く、生でも美味しくいただけます。
【余談】ミニトマトの近況について
冒頭でもご紹介したとおり、最近は毎日数個の実が収穫できています。前回記事時点に比べて草丈も更に伸びているのですが…(前回付け焼きで立てた)支柱がトマトの重さに耐えられず、傾く場面もしばしば見られるようになりました。
特に昨日は雨のせいもあり、支柱がほぼ全て倒れてしまいました。朝イチでカーテンを開けた長男が「トマト倒れちゃった…」と悲痛な顔で教えてくれたので、雨の中夫婦総出で支柱を立て直しました。
支柱の立て直しはなかなか骨の折れる作業でしたが、長男がミニトマトに愛情を注いでいることもわかり、親としても何だか嬉しい気分になった1日でした。
◎次回の記事はこちら
(何か動きがあれば更新)

カラフル ミニトマト 1kg 国産 冷蔵便 [プチトマト,ミニトマト]